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  3. 2012年1月1・15日合併号(第8・9号)3 経済学科准教授 加藤美穂子先生

メールマガジン『がくめっ!』サイドストーリー

札幌学院大学が配信している『がくめっ!』というメールマガジンはご存知ですか?
入試情報や札幌学院大学のインフォメーション、また、キャンパスライフなどが分かる
楽しいコラムをみなさんの元へお届けしています。
『がくめっ!サイドストーリー』は、メールマガジン『がくめっ!』と連動し、
教員や学生などのインタビューを写真をまじえて紹介していきます。
ここでは、経済学科の加藤先生が、出張講義でのテーマや、
受験生の力になる言葉をお話してくれました。

経済学科准教授 加藤美穂子先生

加藤美穂子先生の顔写真

加藤美穂子先生 研究室にて

>まず、先生の専門を教えてください。

加藤「現在は、アメリカの州、地方財政について研究しています」

>最初からアメリカを研究されていたのですか?

加藤「いえ、もともとは、日本の地方財政を研究していたのですが、経済学、財政学って、アメリカから新しい考えが生まれる傾向にあるので、アメリカの財政に関するプロジェクトに携わったことをキッカケにして、現在の研究を始めました」

>これは、先生の専門で、学生には違うことを教えていらっしゃる?

加藤「はい。学生には、日本の経済、財政学を教えています。出張講義などでは、「少子化高齢化社会と年金財政の課題」というテーマで話をしています。高校生だとこのテーマはピンとこないかもしれませんが、意外と年金は遠い話ではないということ、つまり、20歳から年金を払う場合もあるんだよと、身近な話題であることを伝えながら話をします」

>具体的にはどんなお話をされるのですか?

加藤「私は、PowerPointを使って、分かりやすく、ビジュアルを使って見て分かりやすい形で紹介します。で、より具体的な例を出して話をします。それと、意外と真剣に話を聞いてくれるので、逆に驚きましたね。最終的には、財源論、消費税がいいのか所得税がいいのかという、分かりやすい部分で、経済の考え方を含めて、効率とか公平という視点で話をします」

>結論は出すんですか?

加藤「最後は、『この続きは、札幌学院大学でね!』という感じですかね(笑)」

>なるほど(笑)。さて、学生時代から現在にかけて印象に残っている言葉があるということですが?

加藤「J.F.KENNEDYの言葉で、“my fellow Americans : Ask not what your country can do for you – ask what you can do for your country.”です」

>これは、どういう意味なんでしょうか?

加藤「1961年のケネディ大統領の就任演説の一節です。日本語では、「アメリカ国民の皆さん、自分のために国が何をしてくれるのかではなく、自分は国のために何ができるかを問いましょう」と訳されます。この言葉が好きなのは、自分でできること、自立について訴えているところですね。ここでいう「自分は国のために何ができるか」というフレーズは、決して「国家全体のために個人が犠牲になれ」という意味ではなく、個人の自由が最大限尊重される社会の中で、各自が他者のためにできることを考え、行動しようという呼びかけです」

>3.11の震災のボランティアたちの行動にもつながりますね。

加藤「震災のキーワードの一つである『今、私たちにできること』と同じです。自分の行動を考える際の指針の一つであり、学生にも伝えたい言葉の一つでです」

>この言葉に出会ったキッカケは?

加藤「以前から知ってはいたのですが、大学で大統領の名言みたいな授業をやりまして、学生と一緒に読み直しながら、良い言葉だ、アメリカらしいなと、感銘を受けました。この言葉は、最終的にアメリカの自由主義の裏側にある、『人に頼らず、ベストを尽くそう!』ということをつながると思います。

>これから受験を控えた人も、ベストを尽くしてほしいですね。

加藤「ぜひぜひ、自分の力を信じて、ベストを尽くして頑張ってほしいですね」

研究室で笑顔の加藤先生


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