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  3. 2012年3月30日号(第13号) 先生たちの名言特集

メールマガジン『がくめっ!』サイドストーリー

札幌学院大学が配信している『がくめっ!』というメールマガジンはご存知ですか?
入試情報や札幌学院大学のインフォメーション、また、キャンパスライフなどが分かる
楽しいコラムをみなさんの元へお届けしています。
『がくめっ!サイドストーリー』は、メールマガジン『がくめっ!』と連動し、
教員や学生などのインタビューを写真をまじえて紹介していきます。
今号は、2011年度最終号。
そこで、初登場の小池先生をはじめ、これまでサイドストーリーに登場していただいた
先生たちの「金言・名言」をまとめました。

社会情報学科 小池英勝先生

いつか来る好機や転機に備え、努力を続ける。
小池先生の顔写真

小池先生

「人間(じんかん)万事が塞翁が馬」。
この言葉は、自分の研究活動などで壁にぶつかったときなど
よく思い出します。
このことわざの意味を簡単に説明すると、
「良いことも悪いことも予想できない」ということになります。
私は「ジンクス」とか「ゲン」を担ぐというのはあまり好きじゃありません。
頑張ってもダメなときはダメだし、上手くいくことがあると思っているので、
そういう意味では、このことわざには共感します。
では、予想できないので、何もしなくてもいいのか?
実は、そうではありません。これは、確率の問題だと考えます。
つまり、予想ができないからこそ、努力をしたり、諦めないで続けてやるということは大切なのです。
努力を続ければ、確実にチカラがつきますので、成功する確率は確実に上がります。
そして、その確率は、単純に2倍になるとかではなく、何十倍にも上がると
私は考えています。
それは、シュウカツでも受験でもそうです。
なのためにやるのか、なんのために頑張るのかを見つけて、
さまざまな準備をして確率を上げる。
良いことも悪いことも予想しようがないので、仕方がないと考えずに、
良いときも悪いときも自分のやるべき事をやり、
いつか来る好機や転機に備える…。
私は、この「人間(じんかん)万事が塞翁が馬」ということわざを
そう理解しています。

会計ファイナンス学科 玉山和夫先生

反省は科学的であって、後悔は感情的なんです。
玉山先生の顔写真

玉山先生

投資を考える一つのキーワードとして、「投資とはけっして後悔しないこと」というのがあります。これは、昔の映画『ある愛の詩』の名台詞、「Love means not ever having to say you're sorry(愛とは決して後悔しないこと)」をもじって、「Investment means not ever having to say you're sorry(投資は決して後悔しないこと)」<Love>を<Investment>にしたものです(笑)。映画自体はそれほど印象的ではなかったのですが、この台詞だけは妙に気になって、自分流にアレンジしてみました(笑)。
反省は、具体的にどうして失敗したのかを分析しますよね。後悔は、その目の前にある失敗という事象だけしか見ていない。つまり、反省は科学的であって後悔は感情的なんです。

2011年6月15日号より

臨床心理学科 村澤和多里先生

モラトリアムということを認識して、大学生活を楽しむ。
村澤先生の写真

村澤先生

最近の若者たちに余裕がないような気がします。なんか、役に立たないことをやらない、無駄なことはしないという傾向があるのが心配ですね。
大学時代は『モラトリアム(大人になるために必要で、社会的にも認められた猶予期間)』だということを認識して大学生活を送っていないような気がします。
いかにバカなことをやって無駄なことをやるのかが大事だと思うので、
それを踏まえた上で、大学生活を楽しんでほしいですけどね。
資格を取得するにしても、単純に不安を持って「とりあえず資格」ではなく、
目的を持つことが大事だと思います。

2011年7月15日号より

経営学科 小島廣光先生

ボランティアの語源は「志願兵」。やらされるのではなく自ら動くことが大切。
小島先生の顔写真

小島先生

東日本大震災で、ボラティアという言葉がメディアに頻繁に出てきましたが、
ボランティアをやるときも、『誰かのため』だけではなく、活動のどこかで自分も楽しいとか自分にとって何かメリットがあると感じなくては長続きしないんですね。
滅私奉公ではないんですよ、今のボランティアは。
そういう意味では、大学に入学して何か自分ができることを見つけたら、
それがボランティアでもなんでもいいので、積極的に参加してほしいと思います。
ボランティアは、やらされるのではなく、「自ら動く」ことが大切なんですね。

2011年9月15日号より

英語英米文学科 山添秀剛先生

意味のネットワークをきちんと理解する。
山添先生の顔写真

山添先生

例えば、『花』という日本語で考えてみると、『花が咲いている』の『花』は、
文字通り『茎や枝の先に開く美しい部分』という意味になります。
『花を植える』場合は、文字通りではないですよね?文字通りだと花まで土に埋めてしまうことになります。
 『お花見に行こう』だと、日本文化の場合『花見=花=桜』ということになり、花が桜に限定されています。
実は、文字通りではない『花』への意味の広がりは、私たちの3つの思考パターンが関係しているんです。
つまり、生活しているうちに一つの形式に対して、文字通りの意味から複数の意味に、いわゆる意味のネットワークを広げています。言葉を覚えて使うときに、
むやみに頭の中に大量の言葉の意味が放り込まれているわけではなく、
あるルールに沿って整理されているんです。受験英語の場合は、ついつい、一つの単語を一つの意味だけで憶えてしまう場合が多いんです。
でも、基本的というか中心的な意味から広がっているということを知る、
意味のネットワークをきちんと持っていれば、意外とスッキリ理解できたりします。

2011年11月30日号より

経済学科 加藤美穂子先生

人に頼らず、ベストを尽くそう!
加藤先生の顔写真

加藤先生

“my fellow Americans : Ask not what your country can do for you – ask what you can do for your country.”
これは1961年のケネディ大統領の就任演説の一節で、日本語では、「アメリカ国民の皆さん、自分のために国が何をしてくれるのかではなく、自分は国のために何ができるかを問いましょう」と訳されます。
この言葉が好きなのは、自分でできること、自立について訴えているところですね。
ここでいう「自分は国のために何ができるか」というフレーズは、決して「国家全体のために個人が犠牲になれ」という意味ではなく、個人の自由が最大限尊重される社会の中で、各自が他者のためにできることを考え、行動しようという呼びかけです。
震災のキーワードの一つである『今、私たちにできること』と同じです。
そして、この言葉は、最終的にアメリカの自由主義の裏側にある、
『人に頼らず、ベストを尽くそう!』ということにつながると思います。

2012年1月1・15日合併号より

人間科学科 山越康裕先生

コース料理をイメージして、文章を組み立てる。
山越先生の顔写真

山越先生

大学以降、文章を書く上で、論説的な表現が必要になります。
作文技術を向上させるには、一定の規則を学び、かつ訓練をする必要がありますし、何より大切なのは「読み手」を常に意識すること。
どのように書けば読み手にわかりやすく伝わるのか、
どのように書けば読み手も納得してくれるだろうか、
そのようなことを意識しながら、規則に沿って書くことが求められます。
よく例え話でするのは、文章は料理のコースと同じだ、ということですね。
コース料理では前菜からメイン、デザートと順を追って出てきて完結しますが、
文章の段落もコース料理の一つひとつだと考えよう、段落が一つになって文章も完結する、ということをまず理解することが大切なんです。どんなにメインがおいしくても、前菜がおいしくないと、コース全体の料理としてダメなのと同じですね。

2012年1月30日号より

こども発達学科 渡邉知樹先生

教師を目指す人へ、「楕円のススメ」。
渡邉先生の顔写真

渡邉先生

正円は中心が一つで歪みがなく美しいです。ところが、楕円は中心が二つ。
楕円を描こうとすると歪みが生じやすいんですね。
それは、中心が一つでないため二つの中心からの等距離をとるのが難しいから。
そして、その歪みを修正するために運動が生まれます。ということは、一つの中心を見据えながら、他の中心を意識しなければならないわけで、つまり、楕円を描こうとすることは自己中心性から抜け出し、双方の中心からお互いを見直し、より広い大きな律動の世界に身を置くことに似ています。
これは、教師にとって必要なことだけではなく、人間として成長していく上でとても大切なことだと考えています。

2012年2月15日号より


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