【2013年06月06日】 【社会情報学部】第129回社会情報学部研究会のご案内

【社会情報学部】第129回社会情報学部研究会のご案内

6月6日(木)午後1時30分より、C館4階会議室にて第129回社会情報学部研究会を開催します。
当日は「2005年SSM調査の知見と課題 -流動化、格差の拡大、公共性-」というテーマで社会情報学部の高田准教授が発表を行います。
学生、教員、一般、どなたでも参加いただくことが可能ですので、是非この機会に研究会へご参加ください。
 
■「2005年SSM調査の知見と課題 -流動化、格差の拡大、公共性-」   社会情報学部准教授 高田 洋
 
[概要]
2005年SSM(社会階層と社会移動)調査は「『流動化』と『固定化』という一見すると相反するような課題」をメインテーマとした。それぞれの分析が進むにつれて明らかになっていったことは、そのような相反が階層の構造そのものだけではなく、階層移動や社会意識の各局面に現れているということであった。分析の結果は単純ではなく、そのため、2005年SSMの研究成果を俯瞰することも難しいが、それでも敢えて共通した視点をあげるとすれば、それは若年層への過酷なインパクトである。雇用の流動化と低景気のインパクトを強くかつ不利なものとして受けているのは若年層である。社会移動の趨勢は概ね安定しているが、格差の関心は「絶対移動」にあり、産業構造の変化を見なくてはならない。その変動に伴った非正規雇用者はアンダークラス化している。職歴の移動分析においても、正規雇用の固定化と非正規雇用の拡大が結果的に流動性を高めていると指摘されている。非正規雇用の多くの部分は若いフリーターである。さらに、若年層は政治参加においても受け入れ先がない。従来型の政党や政治参加の形は、産業構造の変化や就業構造の変化に対応していない。その中で、若年層は、自らを不利にさせるような政策を受容したり、社会参加そのものに消極的であったりする。今後、若年層に過酷さを強いる社会の公共性が社会の問題として問われることになる。(この研究は、6月8日に予定しております北海道社会学会大会での報告内容と重複することをご了承ください。)

イベント詳細

開催日時

2013年06月06日(木曜日) 13時30分 〜15時00分

開催場所

札幌学院大学 C館4階会議室(C-410)

対象者

・学生の方
・教員の方
・一般の方

どなたでも参加可能です。

参加費

無料 直接会場までお越しください。

その他

お問い合わせ先
札幌学院大学教務課社会情報学部係
  • 住所:江別市文京台11番地
  • 電話番号:011-386-8111
  • ファックス番号:011-386-8113

最終更新日:2013年05月31日