ゼミナールの紹介
「日本経済史」を担当する私の専門ゼミナールでは、2年次の専門ゼミナールIで史料講読(歴史の素材となる資料を読み解く方法を学ぶ)、3年次の専門ゼミナールIIで日本経済史の基本文献の講読を行い、その間に自分の問題関心を鍛えつつ自分のテーマを決めていきます。4年次の専門ゼミナールIII・IVでは、そのテーマをさらに絞り込みながら、卒論ないしはゼミ論執筆に向けた個別報告を積み重ねて、論文の完成を目指します。
私としては、ゼミの構成員がそれぞれにとって身近な北海道内の地域を対象とした事例研究に「誘導」しているのですが、そう私の思い通りになるわけではなく、それでも、ゼミナールでの議論を通して、自分のテーマをみつけ、論文をまとめ上げています。