経済学科

【経済学科】学外活動報告会を開催

2016.12.27

お知らせ
学外活動報告会を開催
2016年12月20日(火)に、学外活動報告会を開催しました。経済学部は「教室での学び」と同時に「学外での学び」にも力を入れています。今回は2年生のゼミナールの時間を利用して、学年合同で学外活動の報告会を開催しました。

まず山田学部長が、学部長あいさつとして、学外で学ぶ重要性について話しました。次に今年度、学外活動を実施した4グループが、それぞれの活動内容・取組みについて発表しました。
学外活動報告会を開催
1つ目の発表では、産業調査演習(経済学部の学外調査活動を含む授業科目)について報告しました。報告では、なぜ音更町の農業を調べることにしたのか、農家の現状、直売所の状況、学校給食、地産地消があまり進んでいないという現状について報告しました。

2つ目の発表では、土居ゼミが普段のゼミナールで「北海道の空港民営化」について検討した内容を、SCANで発表したことを報告しました。土居ゼミは、空港民営化の背景を説明し、利用者などを基に北海道で民営化した時に成功する空港を挙げ、さらに民営化を成功させるための提言をまとめていました。
学外活動報告会を開催
3つ目の発表では、平澤ゼミのゼミナール活動の一環として行った三笠市での調査実習が紹介されました。人口推移や鉄道博物館、博物館、ジオパークなど訪問した場所などについて報告しました。三笠市では若者をどのように定着させるべきか考えていて、今回の訪問を通して提言をまとめたいとのことでした。

4つ目の発表では、海外フィールドワークC(経済学部の海外実習を含む授業科目)の中国(北京)での実習活動が鏡味教員から紹介されました。中国では、万里の長城、故宮の散策などを行うとともに、北京農学院の学生との交流や中関村にあるパソコンメーカーの訪問を通じて、日本と中国の違いや中国経済の現状について学んだことが報告されました。滞在中の買い物での値段交渉をじかに経験して、中国ビジネスのしたたかさも体験したようです。

聞き手の経済学部2年生は、先輩(3年生)らの報告を興味深く聞いており、次年度には「自分が参加しよう」と心に決めた学生もいたように見えました。
  • 発行日: 2016.12.27