経済学科

フィールド補助事業で沖縄を調査

2012.12.09

お知らせ
フィールド補助事業で沖縄を調査
佐々木ゼミの泉澤君が経済学部のフィールドワーク補助事業を利用して,沖縄の観光について調査しました.そのレポートを掲載します.
 
『沖縄の観光資源活用の現状と環境保全』
 
札幌学院大学 経済学部 経済学科 3年 泉澤 陸
 
札幌学院大学経済学部では,経済学部生を対象にしたフィールドワーク補助事業を設けています.この事業は卒業論文やゼミ論文等を作成するために現地調査に赴く際の交通費等の調査費用の半額について補助が受けられるというものです.私は,今回この事業を利用し,沖縄県の観光資源活用の現状と環境保全対策について調査を行いました.
 
沖縄県と北海道は地理的,気候的,文化的にも異なる顔を持っているにもかかわらず,産業構造において類似している点が多いことが特徴的です.なぜ日本の両端に位置する地域がこのような産業構造になっているのかという疑問を以前から抱いていました.私は地域経済のゼミナールに所属し,卒業論文のテーマとして北海道の観光のあり方について取り上げようと思っています.そこで今回,比較対象として沖縄県の観光を調査対象とし,両地域がどのような関連性をもっているのかを研究するとともに,現在の沖縄県の観光資源がどのように活用され,環境保全への対策がどのように行われているのかを調べることを目的としました.
 
今回は,「国際通り」,「海の駅」,「道の駅:やんばる物産センター」などのいわゆる観光名所の散策と「屋我地エコツーネット」など海や山など自然を生かした体験型観光の実態や地域独自の食文化を中心に視察を行いました.4泊5日の調査でありましたが,沖縄県の観光資源の活用や環境保全対策の実態の一端を垣間見ることができました.最後に,本調査を実施するにあたり,札幌学院大学経済学部フィールドワーク補助事業を利用させていただけたことに感謝いたします.
フィールド補助事業で沖縄を調査
  • 発行日: 2012.12.09