英語英米文学科

Department of English Language and Literature

海外留学

Study Abroad

半期海外留学

  • ・2年生後期を海外で過ごすプログラム。取得した単位は24単位まで英語英米文学科の単位として認定されるため、4年間で卒業が可能です。
  • ・留学先は2か国2提携大学から選択できます。
  • イギリス
    エクセター大学
  • アメリカ
    カリフォルニア大学デーヴィス校
  • ・留学希望者は、まず本学で英語力の養成に励む必要があります。そして1年生前期から学内で受験できるTOEIC-IPを受験して、自分の英語力を確認しながら伸ばしていきましょう。
  • ・1年生後期に、「半期海外留学説明会」が開かれます。留学を希望する学生は、必ずこれに出席し、半期海外留学に参加した先輩の経験を聴きます。

短期海外研修

  • ・語学を中心とした5週間の研修プログラム。
  • ・アメリカ、イギリスの2カ国2大学から選択できます。
  • ・夏期休暇、春期休暇期間中に実施します。
  • ・プログラム内容は語学学習が中心です。加えて現地の文化や社会をテーマとした授業や課外授業、小旅行や各大学独自のイベントなどが用意されています。

留学体験談

佐藤 菜南さん
人文学部 英語英米文学科2022年3月卒業
(札幌北陵高等学校出身)
  • 海外留学/4ヶ月間 エクセター大学INTO(イギリス)
大好きなイギリスへの留学。
素敵な友人ができ、貴重な経験ができました。
イギリスの建造物や街の雰囲気が好きで、イギリスを留学先に決めました。最初の一か月は語学学校が主催するイベントが多く、英語活動を楽しく行いながら自然に留学先の環境に慣れていくことができました。時間が経過するにつれて授業のレベルが上がり、勉強時間が圧倒的に増え、英語力がつきました。
色々な国の友人もできました。特に中国のある女の子は私と考え方が似ていて親しくなりました。一緒にお茶をしたり、街を巡ったり、勉強したりと、放課後はいつも一緒に過ごしました。努力家な彼女と一緒に過ごすのはとても刺激的で、毎日楽しかったです。ホームステイ先のご夫婦もとても優しくしてくださいました。お料理がとてもおいしくて毎日楽しみにしていました。
秋休みや冬休みにはたくさん旅行もしました。ロンドンでは友人とゲストハウスを借り主要な観光地を周りました。またオーロラを目指してフィンランド旅行にも行きました。人生で初めて見たオーロラは、本当に降り注いでいるようで最高でした。また一番行きたかった場所「ストーンヘンジ」へは、一人で電車とバスを乗り継いで向かいました。曇っていたのですが私が到着した時だけ晴れて、最高に神秘的で、涙が出るほど感動しました。
振り返ると、留学中は常に自分から何かアクションを起こすようしていたと思います。予習に多く取り組んだり、週末はとにかく家から出るようにしました。この留学を無駄にするのか、価値あるものにするのかは、自分次第だと思います。
熊谷 紗季さん
人文学部 英語英米文学科2016年3月卒業
(クラーク記念国際高等学校出身)
学生国際交流委員会代表
  • 1年次 短期研修/5週間 カリフォルニア大学デーヴィス校(アメリカ)
  • 2年次 半期研修/5ヶ月間 カリフォルニア大学デーヴィス校(アメリカ)
  • 3年次 交換留学/5ヶ月間 東國大学(韓国)
留学を通して得るものは無限大。
語学力上達だけでなく、人生観が一変します。
海外留学の夢を実現させたのは1年次の春。研修先の大学では8段階に分かれたクラスで、アジア系や南米、中東の学生と一緒にリスニングや文法など全6科目を学びます。日本では周りの目を気にしていましたが、肌の色・目の色が違う環境にいると素の自分でいいんだと納得。また英語を学ぶ目的が、「多くの人と友達になりたいからだ」と気づきました。カリフォルニアの青空に魅了され、2年次も同じ大学へ留学。「話したい、伝えたい」と思っても越えられなかった壁を越えたくて、授業では積極的に質問を。語学力の上達だけでなく、人種や国籍、宗教に優劣などないと実感できたことも大きな収穫です。ムスリムの友人もできました。留学の集大成として臨んだのが、ソウルの東國大学です。すべて韓国語での授業や下宿生活も体験。自ら行動し決断することで、自分のなかに強い芯が生まれたと感じます。自分自身の人生を生きる楽しさは、一歩踏み出すことで生まれるんですね。
西川 佳希さん
人文学部 英語英米文学科2016年3月卒業(旭川南高等学校出身)
  • 海外留学/5ヶ月間 モナシュ大学(オーストラリア)
英語力を磨き、人間的に成長でき、
夢に近づけた有意義な5カ月間でした。
モナッシュ大学では先生の熱心な指導で英語力が着実にアップし、サツガクの野球部員ということで野球部の練習や週末の試合にも参加。 放課後は多様な国籍の人々が交流する集まりに出かけたり、毎日が新鮮でエネルギッシュに動き回り、とても楽しく有意義な体験を積むことができました。そのすべてが自分を成長させてくれたと思います。帰国後は何事にも積極的になり、コミュニケーション力も付いて周囲から「変わったね」という声が。将来の夢である、幅広い視野と価値観を備えた高校の英語教員に一歩近づけたと思います。

Q&A

Q&A

留学Q&A

Q1.留学を申し込むためにはどのような手順を踏めばよいのですか?
所定の「留学願」の用紙を教育支援課へ提出した後、教員による面接があります。ただし「留学願」提出の条件として1年終了時に36単位以上修得していること、英語英米文学科の1年次で修得する必修科目の単位を全て取得すること、TOEICのスコアが380以上であること、が必要となります。また、欠席の回数や評価についても基準を設けています。
Q2.留学はどの学年でも申し込む事が出来るのですか?
本来は2年生の後期に実施するプログラムです。本学に1年以上在学している事が留学へ応募する資格の一つとなっていますので、3、4年生で希望する場合は事前に教育支援課にご相談下さい。
Q3.留学先でも単位は取得できますか?
どの留学先も24単位を上限として認定する事が出来ます。詳しい認定科目については英語英米文学科の「履修要項」をご確認下さい。
Q4.留学期間の延長は出来ますか?
大学としての留学プログラムであり個人の留学ではありませんので、留学期間の延長及び短縮は出来ません。決められたスケジュールに基づいて実施されます。
Q5.留学にかかる費用はどのくらいですか?
1年生後期に実施する説明会で、各大学説明欄に過去の留学費用の実績(留学先における授業料、ホームスティに係る費用、航空運賃など)が掲載されているパンフレットをお渡ししています。留学先でかかる費用は、これ以外に各自のお小遣いという事になります。なお、ある一定の条件を満たした学生は、教育充実費を除く本学の授業料を免除するという制度が2021年度から創設されました。詳しくは、国際交流課窓口(3号館1階)にお問い合わせください。
Q6.留学費用はいつ頃までに準備し、どのように支払えばいいですか?
出発する年の6月中旬までに準備してください。なお、カリフォルニア大学デーヴィス校は残高証明書の発行が求められる関係で、もう少し早い準備が必要になることもあります。詳しくは国際交流課窓口(3号館1階)へお問い合わせください。
Q7.留学費用が高いのですが、何か援助はありますか?
外国留学奨学生制度があります。奨学金の支給額は、別に定める選考基準に基づき、年額40万円、30万円、20万円となっています。この奨学金に関しては返還の義務はありません。ただし、帰国後に(学内)TOEICを受験して、成果を示してください。
Q8.奨学金の金額は何を基準に決まりますか?
奨学金の応募資格は、TOEICスコア380以上の取得です。さらにTOEICの得点および学業成績、留学の動機、語学力などを面接により総合的に審査して、奨学金の金額が決まります。
Q9.TOEIC-IPとは何ですか?TOEICとどう違うのですか?
TOEIC-IPとは過去に公式のTOEICで出題された問題を使用する団体受験制度です。本学でも受験することができ、年に4回実施しています。レベル的には公式TOEIC試験と変わりませんが、就職の際に提出することは一般的には認められていません。本学の半期留学審査の場合はTOEIC-IPの点数も有効です。
Q10.奨学金の応募資格になっているTOEICのスコアはいつまで取得したものが有効ですか?
半期海外留学に参加する前の年度に取得したものが有効です。2年次で半期海外留学に行くことを希望する学生は、1年次に学内で行なわれるTOEICの試験(TOEIC-IP)を必ず受験しましょう。試験日程等については情報ポータル及び掲示板にてお知らせします。
Q11.短期間の留学はありますか?
本学科の夏期海外研修としてイギリスコース、春期海外研修としてアメリカコースがあります。また、全学では・中国コース・韓国コースなどがあります。どのプログラムも約1か月間です。詳細は、国際交流課にお問い合わせください(3号館1階)。

英語英米文学科Q&A

Q1.ここに入学したら英語を話せるようになりますか?
どのような学校に行こうとも、入学しただけでは英語を使えるようにはなりません。英語を話せるようになるには練習あるのみ。英語英米文学科では英語を使う場面がたくさん用意されています。その機会を活用してこそ、英語はあなたのものになります。
Q2.英文法やリスニングが苦手ですが講義についていけるでしょうか?
英語クラスの多くは習熟度別に編成されています。苦手な要素をひとつひとつ克服していけるよう、教員が配慮します。自分の弱点を知って自ら学ぶ姿勢があれば心配ありません。
Q3.ゼミナールとは何ですか?
ひとつのテーマを少人数(10人前後)でみっちり学ぶ場です。担当教員によって進め方は異なりますが、文献講読、議論、テキスト批判、プレゼンテーション、ポスターセッションなどが行なわれます。講義とは違い、より積極的な参加が求められます。他にも英語英米文学科のゼミナールは活発な課外活動が行なわれています。ゼミ合宿でイギリスやアメリカに行くゼミナールもあります。
Q4.英語の他には何を学ぶのですか?
文学、文化、コミュニケーション理論、英語学などを学ぶことができます。また、他学部他学科の講義を履修することもできます。他大学や他専門学校とは異なり、本学の英語英米文学科は英語だけではなく幅広い知識と教養を身につけることを目的としています。
Q5.英語を使えるようになるのに、「幅広い知識と教養」は必要ですか?英語の勉強だけしたいのですが。
私たちが日本語で多様な内容の会話ができるのは、日本語の勉強だけをしているからでしょうか。私たちは、読み物から知識を得たり、周りの人やメディアなどから情報を得たりしています。英語を学ぶのも、同じように考えれば良いのではないかと思います。