英語英米文学科

Department of English Language and Literature

【英語英米文学科】高大連携授業で卒業生が訪問 生徒さんたちと交流しました

2022.08.17

お知らせ
札幌東商業高等学校生徒さんプレゼンテーション

生徒さんのプレゼンテーション
アイコンタクトも上手にできています

 札幌学院大学は、北海道札幌東商業高等学校と2009年度に協定を結び、高大連携授業を継続して行っています。今日は、2022年度の前期授業の最終日(7月29日)。それぞれスライドを作成し、みんなの前でプレゼンテーションを行います。テーマは、「My Favorite Country」。どんな文章を使って説明するか、どのようにまとめていくかなど、半年間の学びの集大成です。
ふたつのグループプレゼン

ふたつのグループに分かれてプレゼン
真ん中は授業担当のD.W.ヒンクルマン先生

 最初はスクリーンを使って、次に2グループに分かれて、より深く質疑ができるよう工夫をしました。もちろんすべて英語で行われます。初めて大学に来て小さな声で発言していた頃の生徒さんたちとは全く違い、前を向いて堂々と発表しています。短期間で驚くほどの成長を見せていました。
一枚布のお話し

スリランカでは一枚布をたたんで、服として着用することが日常的にあるそうです

 今日は、札幌東商業高等学校を卒業後、札幌学院大学に入学卒業した黒川惠里子さんがおみえになり、「高校・大学時代、そして今」というテーマで生徒さんへむけてお話をしてくださいました。大学時代の国際学生会議でのプレゼンテーション、スピーチコンテストでの発表、世界青年の船への参加や青年海外協力隊としてのスリランカでの2年間の活動や、現在の札幌国際プラザでのMICE(国際会議や企業の報奨旅行などのビジネスイベント)誘致のお仕事など、幅広くご活躍されているご様子をお聞かせくださいました。
 
大学はなんでも挑戦できる場所

「大学は失敗を恐れずなんでも挑戦できる場所です」と黒川さん

また、ご趣味のスリランカ舞踊も映像で紹介してくださいました。スリランカの伝統的な衣装、「サリー」を身につけて大学にいらっしゃった、黒川さん、「公共交通にこの衣装で乗車したのは初めてです」とほほ笑んでおられました。黒川さんは、生徒さんたちに「世界は想像しているよりずっと広いです。なので、いろいろなことを経験して自分の世界を大きく広げてください」と力強くメッセージ。英語をコミュニケーションのツールとして使うということを強調してお伝えになりました。生徒さんたちもご自身の将来を黒川さんに重ね合わせていたのでしょうか、目を輝かせて聞いていました。

先輩と同様、今後も「使える」英語を「最大限に楽しく」学び、興味関心を大切にして失敗を恐れずに進んでほしいと思います。
  • 発行日: 2022.08.17
  • 札幌学院大学 教育支援課人文学部係
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