英語英米文学科

Department of English Language and Literature

【英語英米文学科】「札幌学院大学教師教育研究協議会」 — 教育現場で活躍する英語教員(卒業生)から学ぶ —

2024.01.18

お知らせ
2024年1月9日、今年度の「札幌学院大学教師教育研究協議会」を開催しました。
教科別の「英語分科会」(英語教師の会)には、英語英米文学科で教員を志す2年生から4年生の学生と、多くの卒業生が参加。
まず、中学校と高等学校の2名の卒業生からご講演いただき、その後、現職の先生方を講師に、グループに分かれて学びを深めました。
 
菅先生
中学校のプレゼンテーションは、昨年度卒業した苫小牧市立明倫中学校の菅龍也先生。
学生の頃に抱いていた教師像と実際の教員生活について、「教師は、確かに大変だと感じる時もあるが、それ以上に、とてもやりがいのある仕事だと思う。先輩方にも助けていただき、充実した毎日を送ることができている」と、教員1年目の視点で熱く語ってくださいました。
山森先生
高等学校のプレゼンテーションは、北海道札幌東陵高等学校の山森章市先生。
長い教職経験を通し、教員生活や英語教育でのICTの活用についてベテランの視点からお話をいただきました。
「教員は、理想を高く持たなければならないが、現実とのギャップを感じることもある。一つ一つをどう解決していくか、自分ひとりで抱え込まないよう、同僚や先輩に相談したり、保護者とも協力していくことが大切」と、暖かいアドバイスをいただきました。
 
このあと、約1時間のグループディスカッション。
来年度から英語教師になる学生からは、教員としての心構え、2・3年生からは、実際の教育現場での英語の指導のあり方や、教員採用試験に向けての勉強方法など様々な質問があり、先輩の先生方からも多くのアドバイスをいただきました。
どのグループも終了まで話題が尽きることなく「あっという間だった」という感想が聞かれました。
 *写真をクリックすると拡大画像が表示されます。
  • ワーク1
  • ワーク2
  • ワーク3
工藤先生
最後に、本学の「英語教師の会」に長く関わっていらっしゃる、北海道札幌平岡高等学校の工藤勝巳先生から、お話をいただきました。
「札幌学院大学人文学部英語英米文学科出身の教員は、いつしか100人を超え、多くの卒業生が全道・全国で活躍されています。今日は、私の教え子もこの中におり、教え子と同じ英語教員として、私が現職の時にお話ができるということは、夢のようであり、とても嬉しいことです。今日、集まった先輩や学生の皆さん、学び合える仲間がいるいうことは本当に恵まれています。学生の皆さんも、ぜひ教職に就き、私達の仲間としてお互い高めあえるよう、今後も頑張ってほしいと思います」と、お話しをいただきました。
 
英語教員を志す在学生だけではなく、卒業生の教員の方々も交えた研修は、教員としての知識と技術の研修だけではなく、会員間の親睦を深めることにもつながりました。
参加した学生たちからは「目標だった『先生になりたい』という想いをより一層強くさせてくれた充実した研修でした」と、卒業生からは「後輩に語る立場として出席させていただきましたが、多くの学生が参加していて熱意を感じました」とのお話をいただきました。
お忙しい中、お集まりいただきました卒業生の皆様に、改めてお礼を申し上げます。
 
  • 発行日: 2024.01.18
  • 札幌学院大学 人文学部 英語英米文学科
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