人間科学科

Department of Human Sciences

【人間科学科】人間科学科で学べることは?

2008.05.31

お知らせ

人間科学科で学べることは?


さて「人間科学」といっても、いったい何を勉強するのかと思う人もいるかもしれません。でも、私たちの身の回りにあるどんな些細な疑問や問題も、私たち「人間」との関係抜きには考えたり答えたりすることはできないのではないでしょうか。このことは、裏を返して言うならば、私たち「人間」というものが、実にさまざまな現象や問題との関わりの中におかれた存在なのだ、ということでもあります。だからこそ「人間」について考えるためには、ある一つの視点に立つのではなく、さまざまな視点に立つことが大切なことといえるでしょう。
人間科学科では、いろいろな視点から広く総合的に(こうした視点のとり方を「学際的」といった言い方で表現しています)、「人間」と「人間」をとりまくさまざまな問題について考えることのできる人材の育成を目指しています。そのために設定されているのが、「社会」「福祉」「心理・教育」「文化」「思想」という5つの領域なのです。人間科学科ではこの5つの領域から自由に科目を選んで学ぶことができます。つまり、さまざまな視点から「人間」について学び、考えていくことができます。

社会 労働・生活など社会の現実から、個人と社会のかかわりを考えます。
教育・心理 心のメカニズムや生涯発達を、教育や社会と関わらせて考えます。
福祉 社会福祉の成り立ちと実際を学び、その可能性を考えます。
文化 歴史・ことば・行事・道具・技術などの文化事象からヒトを考えます。
思想 文学・思想・宗教などから現代人の様々な問題を考えます。
  • 発行日: 2008.05.31