物理学・地球惑星科学

  • 小出 良幸
    人文学部 こども発達学科
    日本列島固有の地層から地質学的な自然の見方について考えています。地球の物質がなぜこのように多様なのか、また過去の時間が地層や岩石にどのように記録されているのかを、日本列島を特徴づける岩石の野外調査をしながら考えています。
    さらにどのようにすればわかりやすく伝えられるかという科学教育の実践もしています。
  • 森田 彦
    経済経営学部 経済学科
    原子核は大きさが1兆分の1cm程度の極めて小さな粒子です。でも、このような小さな領域に陽子と中性子がしっかりと閉じ込められているのです。原子核の内部でどのように陽子と中性子が結びついているか想像できるでしょうか?私は、この不思議なミクロの世界を、コンピュータの力を活用して解き明かす研究を進めています。
    研究概要
    あらゆる物質を小さく分解して行くと原子にたどり着きます。そしてその原子は原子核と電子から構成されています。さらに原子核は陽子と中性子から構成されています。このようなミクロの世界は量子力学という理論の方程式で支配されています。そこで、コンピュータを活用してそれを解き、原子核内部の構造を明らかにするという研究に取り組んでいます。ミクロの世界は日常世界の常識からかけ離れた現象に満ちあふれ、刺激的な毎日です。とは言え、のような基礎研究は社会からは縁遠いと思うかも知れませんね。しかし、近年では物理学で開発された手法を用いて株価の変動などの経済現象をコンピュータでシミュレートする様な研究も進んでいます。