英語英米文学科

Department of English Language and Literature

英語英米文学科の目的

高度な英語運用能力を養成しつつ、英語学・英米文学・英米地域研究・異文化コミュニケーション学のそれぞれの学問領域を体系的に学び、人間性と人間文化への豊かな理解を育み、国際化される地域社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。

英語英米文学科の教育目標

人文学部英語英米文学科の教育目標は、次のとおりとする。
  1. ア TOEICスコアCレベル(470から730点)以上の英語能力養成を目指す。
  2. イ 本学科の専門分野である英語学・英米文学・英米地域研究・異文化コミュニケーション学における深い知識を養成する。
  3. ウ 積極的に国際交流活動に参加する機会を用意する。
  4. エ 国際化される地域社会、国際社会に貢献できる人材を育成する。
注:TOEICスコアレベルは(財)国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC運営委員会資料による。

英語英米文学科の求める学生像

アドミッション・ポリシー

人文学部英語英米文学科の求める学生像
本学科は、以下の能力を身につけている者を受け入れます。

  1. (1) 高等学校卒業に相当する学力を身につけていること。
  2. (2) 高等学校卒業に相当する「英語」「国語」の基礎学力を備えていること。
  3. (3) 英語圏を中心とした外国の言語・文学・文化・ニュース・映画などに積極的に触れ、それに関する自分の意見を論理的にわかりやすくまとめ、表現する力を身につけていること。
  4. (4) 英語に興味を持ち、高等学校在学中に英検(実用英語技能検定)準2級以上を目標に取り組んでいること。また、大学入学後に英語の実践的運用能力(英検2級以上もしくはそれに相当するTOEICレベル)を身につけるよう取り組む意欲があること。
  5. (5) 多様な文化や言語に関心があり、その理解を海外留学、国際交流などを通して深めることに興味があること。
  6. (6) 英語力やコミュニケーション力を活かした社会貢献を目指していること。

英語英米文学科の教育課程編成方針

カリキュラム・ポリシー

教養教育として5つの科目群を体系的に設け、「基礎科目群」で現代社会を生きるための基礎力、「人文・社会・健康・自然科目群」で現代社会を豊かに生きるための教養、「キャリア・総合科目群」で生涯にわたって自律的に学び続ける力、「グローバル科目群」及び「地域連携科目群」で、グローバルと地域の視点から社会に貢献できる力の修得を目指す。

ディプロマ・ポリシーで掲げた目標を達成するための専門教育課程編成

  1. (1)「英語圏の言語、文化の専門知識」を育成するため、「英語学」「英米文学」「英米地域研究」「異文化コミュニケーション学」の学問領域について体系的に学べるように科目を配置し、英語圏の言語の理解および英語運用能力の向上に結びつける。
  2. (2)「プレゼンテーション技能とコミュニケーション技能」を育成するため、上記の各分野における専門科目の中でプレゼンテーションやディスカッションの機会を提供する。
  3. (3)「英語運用能力」を育成するため、英語4技能の基盤を成す英語・英米文学や文化に関する総合的な知識を豊かにする科目および4技能の向上を図る科目を配置する。

学修方法

  1. (1) 1・2年次に学ぶ基礎知識を土台とし、3・4年次はより専門的な内容を学び、段階的に専門知識を積み上げていく。また4年次の専門ゼミナールでは、プレゼンテーションやディスカッション形式で、より主体的な学びを行うと同時に、各自の研究テーマを追求する。
  2. (2) 英語に関する幅広い専門知識を基に、自らの考えをまとめ、聞き手に分かりやすく伝えたり、他者との間で論理的かつ説得力のあるディスカッションをしたりするための技術を習得する。
  3. (3) 1年次から4年次までの専門科目における学びを通じて、英語に関する知識を深めながら、英語の理解や産出に関わる技能を身に付ける。

評価方法

  1. (1) レポート、試験、レスポンスシートなど、複数の観点から総合的に適切な評価を行う。また知識や技能の修得のみならず、学習者の学ぶ意欲と理解度の深化を多面的に捉え、学習者の主体的な学びを評価する。
  2. (2) プレゼンテーションやコミュニケーション技能について、発表や議論の内容のみならず、話の構成や伝え方の面も含めて総合的な評価を行う。
  3. (3) 4年間に渡る各専門分野での学習を通じて英語4技能がどのように伸びたかを、英語資格・検定試験における得点の推移も含めて評価する。

高大接続および上記専門教育課程への移行を円滑に行うための初年次教育

  1. (1) 早期合格者に対し入学前課題を行い、高校在学中から大学入学の期間における学習習慣の継続を促す。またその取り組み状況について、1年担任予定者を中心に情報共有を行い、入学後の修学指導に役立てる。
  2. (2) 初年次生を中心に、SA・TAによるスタディーサポートデスクの利用を促し、基礎的学力の足固めを支援するとともに、専門分野の学びへの移行を円滑に行う。

英語英米文学科の学位授与方針

ディプロマ・ポリシー

本学科は、以下の能力を修得した者に学士(人文学)の学位を授与します。

学位授与方針

  1. (1) 人文、社会、自然科学についての幅広い基礎知識を身につけている。
  2. (2) 英語学・英語コミュニケーション・英米文学・英米文化の専門知識、プレゼンテーション技能とコミュニケーションの技能、そして地域社会、国際社会に貢献できる英語運用能力を身につけている。
  3. (3) 英語に関する幅広い専門知識を基に、自らの考えをまとめ、聞き手に分かりやすく伝えたり、他者との間で論理的かつ説得力のあるディスカッションをしたりするための思考力を身につけている。
  4. (4) 地域社会、国際社会に貢献できる英語の表現力を身につけている。
  5. (5) 主体的な態度で学修に継続して取り組むことができる。
  6. (6) 多様な文化的背景を持つ人々と双方向的にコミュニケーションを取ろうとする意欲を身につけている。