臨床心理学科

Department of Clinical Psychology
  • 伊藤 万利子

    Ito Mariko

    【研究分野】

    ・生態心理学
    ・認知科学
    大学生のあいだに自分の興味のあることに取り組んでみてください。気になることへの一歩を踏みだしてみてください。みずから行動できたということが、きっと今後の支えになるはずです。
  • 大宮 秀淑

    Omiya Hidetoshi

    【研究分野】

    ・精神疾患の認知機能に関する実践的研究
    ・心理臨床場面における言語、文化、地域性に関する研究
    ・医療領域におけるヒューマンエラーに関する研究
    「研究紹介」私の専門は「効果的な脳トレとは何か?」についての研究です。世の中にはいろいろな脳トレの方法がありますが、どんな方法が最も効果があるのかについて研究しています。
    その他、カウンセリング(心理療法)などの心理臨床場面で使う言葉の持つ意味や医療現場でのヒューマンエラーについても研究しています。
    人間の「こころ」は分かるようで分からないことが多い興味深い分野です。札幌学院大学で私と一緒に研究してみませんか?
  • 菊池 浩光

    Kikuchi Hiromitsu

    【研究分野】

    ・臨床心理学
    ・事故・災害時の心のケア
    ・心身相関
    「そんな大変なことは起こらないだろう」といった安全神話は過去のもの。私たちは、これまでの常識や方法では全く太刀打ちできない出来事にいつ遭遇するかわからない世界に生きています。臨床心理学は、ものが豊かになり人が安定した生活を享受していく中で発展してきましたが、これからは、未曾有の危機に直面したときの心理学や命を守ることに直結した心理学が必要になってくる予感があります。困難な時代を生き抜く智慧を一緒に探していきましょう。
  • 小林 茂

    Kobayashi Shigeru

    【研究分野】

    ・生活臨床と認知行動療法
    ・コミュニティ心理学
    長らく福祉現場において精神疾患当事者の心理・生活支援や、精神保健福祉センターや民間の電話相談活動などを行ってきました。これらの活動はコミュニティ心理学の領域に含まれる活動です。したがって研究活動も、それらに沿うように進めてきました。また支援技法にも認知行動療法から始まり、最近では心身相関の重要さを感じて身体心理(ソマティック心理学)の観点からヨーガといった技法の実践と研究を始めています。他にも仕事柄、キリスト教学(神学)や死生学、保育学といった分野にも関心を持ち続けております。
  • 斉藤 美香

    Saito Mika

    【研究分野】

    ・学生相談
    ・精神分析
    ・ロールシャッハ
    私の好きな言葉は“Love is doing small things with great love. (Mother Teresa)”です。現代は我先に何か秀でる、新しいこと、目立つこと、承認されることが良しとされる風潮があります。心理学を学ぶと、世間の風潮に流されず、多面的な考え方を身につけ、自分軸が育ちます。高い専門性をもちつつ、見過ごしがちな、ささやかな心の営みにさりげなく、心を寄せる専門家を育てたいと思います。
  • 佐野 友泰

    Sano Tomoyasu

    【研究分野】

    ・芸術療法の国際比較
    「研究紹介」絵は無意識からのメッセージを含むと言われています。カウンセリングでは絵を心の内面を把握するツールとして使用することがあります。では、この絵の解釈は全世界共通なのでしょうか?気候や文化によって相違はないのでしょうか?このようなことを知るために、主として東南アジア各国に赴き、現地で青年から絵やコラージュを集め、それを比較検討するという活動を行っています。
  • 手代木 理子

    Teshirogi Riko

    【研究分野】

    ・発達臨床
    ・学校臨床
    ・小児科領域における心理療法の実践
    「メッセージ」青年期とは本来<試行錯誤>が許される期間です。それは、失敗が許される、または失敗を成長につなげることができる期間という事です。それには、その受け皿となる社会や大人が必要なのですが…。私自身も教員として学生の方たちの<試行錯誤>を支えることができる大人でありたいです。皆さんも、過去の失敗を否定せず、これからの失敗を怖がらずに、やってみたい!という好奇心を大切に、アクションを起こしてみてください。
  • 友野 貴之

    Tomono Takayuki

    【研究分野】

    ・認知科学
    ・実験心理学
    ・生態心理学
    人間の行動は不思議にあふれています。私たちが普段疑問を持たずに当たり前に行なっていることでも、突き詰めるとたくさんの「どうして?」や「どうやって?」を見つけることができます。例えば、人で混み合った商店街や交差点を歩くときに、私たちはどうして他の人とぶつからずに歩けるのでしょうか。こうした小さな疑問は、 研究の大きなヒントになります。

    物事を鵜呑みにせず、一度立ち止まって考えることは、大学生活だけでなく社会に出てからも役立つ重要なスキルです。ぜひ、大学生活を謳歌する中でたくさんの「どうして?」や「どうやって?」を見つけてください。そして、皆さんが見つけた疑問を、研究を通して一緒に明らかにしていきましょう。
  • 中村 裕子

    Nakamura Yuko

    【研究分野】

    ・ソーシャルワーク
    ・アイデンティティ
    ・専門職教育
    「メッセージ」スヌーピーの名言「配られたカードで勝負するしかないのさ」が好きです。自分の容姿、能力などは選べませんが、今ある自分を使って勝負するしかないのだとスヌーピーは言っています。これに倣い、私の方向音痴や物忘れも能力だと思って、時々授業で話し、学生に笑ってもらうことにしています。
  • 久藏 孝幸

    Hisakura Takayuki

    【研究分野】

    ・児童臨床、発達臨床
    ・社会的養護
    ・統計、機械学習の活用
    「メッセージ」これから大学生になろうとしている皆さんは、様々な夢をお持ちだろうと思います。勉強して資格を取る、友だちを作る、サークルに入る、アルバイトをする・・・どうぞいくつでも夢を持ってきて下さい。入学すると、人によっては新しい夢ができあがる人もいるかも知れませんし、時間が足りなくなる人もいるかも知れません。皆さんの夢に近づくための作戦会議、教員はそういうことも応援します。一緒にがんばろう!
  • 宮崎 友香

    Miyazaki Yuka

    【研究分野】

    ・医療
    ・認知行動療法
    ・心理アセスメント
    「座右の銘」一期一会
    本学に入学された学生さんも、心理相談で出会うクライエントさんも、その方が数々の選択をされた上で、偶然なのか必然なのか出会えた大切な方々です。このまたとない出会いに感謝して、自分にでき得る限りのことをする、ということを座右の銘としています。
  • 村澤 和多里

    Murasawa Watari

    【研究分野】

    ・臨床心理学
    ・青年心理学
    ・児童虐待
    「メッセージ」私は、ひきこもりの若者や児童養護施設に暮らす子どもたちと接することが多いためか、たくさんマンガを読む機会に恵まれてきました。マンガやアニメは今や代表的な日本文化になっています。みなさんも学生のうちにその奥深い世界を味わってください(勉強も大事)。
    お薦めの2冊:『天才バカボン』赤塚不二夫…今でも彼を超えるバカはいまい。『漂流教室』楳図かずお…世界に誇る恐怖マンガ家の代表作。
  • 森 直久

    Mori Naohisa

    【研究分野】

    ・心理学概論
    ・裁判心理学
    「メッセージ」誰でも大学に行けるわけではありません。4年という時間を与えられた皆さんは選ばれた人です。せっかくですから時間を有効に使いましょう。たくさんの経験をする機会を作りましょう、逃さないようにしましょう。自分をよく知って、いろいろな人たちと折り合いをつける力をつけましょう。あなたの強みにさらに付加価値をつけて、社会へと羽ばたいてください。
  • 山本 彩

    Yamamoto Aya

    【研究分野】

    ・臨床心理学
    ・ソーシャルワーク
    ・発達特性への支援
    「座右の銘」座右の銘は「目は星に。足は地に。」。私の研究テーマは座右の銘と連動しています。世界には多くの課題があります。環境問題、貧富の差、差別・・。感心(目)は世界へ広くもつ必要がありますが、一人の人間ができることは限られていますし、何より実践力(足は地に)がなければ誰も賛同しないでしょう。地域で発達特性/障害についての実践を行いつつ、世の中のシステムが改善されるよう、ミクロとマクロの連動を目指しています。