本学の協定校であるタイのチェンマイ大学(CMU)からの訪問は、今年で3回目を迎えました。迎える側の本学サポート学生たちも、とても楽しみにしているプログラムの一つです。今年は例年より少し遅い時期に来日が決まり、すでに北海道では雪も降る時期になっていたため、温暖なチェンマイから来る学生たちにとっては厳しい寒さなのでは、との心配から、SGUのサポート学生が自分の冬もの衣料などを貸してあげられるよう、用意もしておきました。
今回は、CMUからウィチェン先生はじめ引率スタッフ4名、学生9名の合計13名が来学しました。本学でサポートを希望する学生も20名を超え、関心の高さが伺えました。
スケジュールは以下のようなものでした。けっこう盛りだくさんですね。
| 11/28(月) |
11/29(火) |
11/30(水) |
12/1(木) |
・CMUグループ到着
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・キャンパスツアー
・旭山動物園
・歓迎会
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・小学校訪問
・北海道神宮
・ホームステイ(二泊)
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・タイフードフェア
・お好み焼き体験
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| 12/2(金) |
12/3(土) |
12/4(日) |
12/5(土) |
・登別温泉ツアー一日目
(ウトナイ湖など視察)
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・登別温泉ツアー二日目
(アイヌ民族博物館など 視察) |
・自由行動
・送別会
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・札幌出発
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それでは、2011年度のタイ異文化交流受け入れプログラムのレポートをお届けします。
11月28日(月曜日) 
実は昨年度(2010年度)、タイの情勢が一時不安定だったこともあって、大学としては残念ながらチェンマイへの派遣プログラムを中止せざるをえませんでした。しかし、英語英米のヒンクルマン先生がゼミの学生を連れて行き、普通のプログラムと変わらない交流ができたおかげで、サポート学生の中には今回来日するCMU学生とすでに面識がある人もいました。 また、まだ実際に会っていなくても、Facebookなどで早くから連絡を取り合っている人たちも多かったため、空港で待っている間もどきどきわくわく、心待ちにしている様子でした。
CMUグループは今年、本学と同様に協定を結んでいる香川大学にまず訪問していたため、関西空港から新千歳空港に飛んでくることになっていました。到着時刻はほぼ定刻。国内線到着ロビーのガラス戸のむこうに、まずタイの国旗を振っているウィチェン先生の姿が見えました。
それからあと3名の引率の教職員、次にCMUの学生たちが、ロビーに現れると、顔見知りの学生たちはお互いに満面の笑顔!名前を呼びあいながら、再会を喜びました。初めて会う学生同士も、最初はちょっと照れくさげにあいさつをかわしていましたが、すぐに打ち解けた様子でした。
この日の気温は6度。それを聞いてタイの人たちはびっくり。「それでも今日はまだ暖かいほうなんですよ」と聞き、またびっくり。ほとんどのCMU学生たちは、こんなに寒い土地に来るのは初めてです。
なにはともあれ、重い荷物をひきずって、全員バスに乗り込み、SGUへと出発しました。
そして、CMUグループの宿泊所となる第2キャンパスに到着。当初の予定では初日に歓迎会をやるはずだったのですが、CMUグループの到着便が少し遅いフライトに変更になったため、歓迎会は翌日に変更になりました。
とはいえ、みんなお腹がすいているはず。大丈夫です。第2キャンパスにちゃんとお弁当が待っていました。宿泊室に大急ぎでテーブルを並べ、お弁当を配って飲み物をセット。全員そろったら、簡単ながら "Welcome!" にぎやかに、一週間のプログラムの成功を祈りました。
食事が終わったら即後片付けをして、今度はふとんの用意。これまたなかなかの重労働(?)でした。第2キャンパスに泊まっている間は、SGUの学生も何人か一緒に宿泊して、食事の用意などを手伝う予定になっています。最初の夜、みんなぐっすり眠れたでしょうか?夜の寒さや室内の乾燥もちょっと心配です。
11月29日(火曜日)
はじめはキャンパスツアーから。サポート学生と、ヒンクルマン先生の授業をとっている子ども発達の学生が、いくつかのグループに分かれて学内を案内します。学生数がはるかに多く、キャンパスも広いチェンマイ大学と比べるとコンパクトにまとまった本学ですが、清潔感と、現代的な雰囲気がいいという感想がありました。廊下のあちこちにポータル用のパソコンが置いてあることにも驚いていました。また、学生が休憩できる椅子やテーブルが置いてあるのを見て、「チェンマイ大学は学生数も多すぎるから、こんなゆったりしたスペースはない」とのことでした。7階、8階の窓からの眺めも、少々曇り気味でしたが印象深かったようです。
このあと、国際交流委員長である家田先生のご挨拶の予定だったのですが、先生の体調不良により延期になったので、旭山動物園に出発する時間までしばらく休憩となりました。
 
さて、旭山動物園に出発です。札幌でさえ寒いのに、もっと寒い旭川へ向かったわけですが、前日に引き続き晴れていたのは幸運です。また、この時点では札幌市内近郊の雪はほとんど溶けてしまっていましたが、旭川へ近づくにつれ、雪が積もっている風景も見られ、タイの学生にとっては新鮮だったかもしれません。

いったん動物園に入ってからは、思い思いに動物を見て回りました。タイにももちろん動物はたくさんいますが、北海道のような寒い地域にいる動物とはまた違うので、興味深かったのではないでしょうか。たとえば、CMUの学生たちはホッキョクグマを初めて見る人も多く、かなり熱心に見たり写真を撮ったりしていました。
また、暑いせいかペンギンもタイの動物園などにはあまり飼育されていないそうです。
←とりあえず腹ごしらえ。
お昼を過ぎていたので、みんな相当にお腹がすいていたはずです。
この時期の旭山動物園は、午後3時半で営業が終了。私たちの集合時間もちょうど3時半でした。気温も下がってきて、長時間園内を歩きまわったあとで体も冷えてきていたことと思います。バスに乗り込み、暖かい車内でほっとひといき。
日本では大人気の旭山動物園、CMUのみなさんも楽しんでもらえたでしょうか。
帰りの車内では、ほとんどの人が疲れてうとうと…しかし、今日は第2キャンパスに戻ったら、歓迎会が待っています。しかもただ食べるだけではありません。子ども発達学科の学生たちと一緒に、日本の料理を作って食べるのです。
CMUの学生たちが第2キャンパスに到着すると、すでに子ども発達学科の学生たち数名が調理を開始していました。 
作る料理は、お好み焼き、海苔巻、石狩鍋、肉じゃがの4種類。これを数十名分作るのですから大変です。完成まで長い長い時間がかかりました。
作る側の苦労はもちろん相当なものですが、待っている人たちもかなりお腹をすかせていたようです。ただ、そうした時間はおしゃべりなどをしながら、お互いの
コミュニケーションを深める良い機会にもなったと思います。 「伝えたい」気持ちが大切!
 
国際交流委員の先生方も、この手作り歓迎会に出席してくださいました。お店でやるのとはまたひと味違う、アットホームな雰囲気の歓迎会もよかったのではないでしょうか。参加した人たちみんなが楽しんでくれたら、それが何よりです。
みなさん、調理に片付け、お疲れ様でした!
11月30日(水曜日)
昨年、CMUの学生たちが江別第二小学校を訪問し、小学生との交流を持って非常に好評だったため、今年も学校訪問を行うことになりました。
 
CMUの学生たちは、タイについてパワーポイントを見せながら紹介したりしたほか、小学生と一緒に料理をしたり、ゲームをして楽しんだり、歌をうたったりしました。また、あらかじめタイから持ってきて用意してあった札に、それぞれの名前をタイ語で書いてプレゼントして、喜ばれました。自分の名前が、知らない言葉で書かれているのは不思議な感じがするものです。
小学生とCMUの学生たちはすっかり仲良しになって、お別れの時間になっても名残惜しく、子どもたちがなかなか離れようとしなかったそうです。
小学校訪問が終わったあとは、大学に戻って、学食で昼食。SGUの学食は、チェンマイの学生のみなさんにも好評でした。
そして慌ただしくも、昼食後は北海道神宮へ。日本の精神的文化を学びます。タイは仏教の国で、日本と共通する部分もありますが、神社(神道)はまた少し違う空気があると思います。

←まず、手を洗い清めます。
水の冷たさに、思わず大きな声が上がりました。
お守りやおみくじを売っている場所に来ました。→
実は今回、CMUグループは北海道の前に
高知を訪ねており、その際にも地元の神社へ
案内され、「縁むすび」のお守りを買った人も
いたそうです。
↓おみくじ買いました! 大吉?! それにしても、この日は大雪。さすがに寒くて、長時間外にいるのはつらくなりました。

というわけで、休憩所へ。→
ここでは、温かいお茶が無料で飲めて、
お菓子のサービスもあります。
冷え切った体に流し込んだお茶が
そうとうおいしかったらしく、おみやげに
買い求める人もたくさんいました。
タイの人もお茶が好きなようです。
この晩から二泊は、ホームステイです。少しの間ですが第2キャンパスを離れ、暖かい家庭の中でホストファミリーと食卓を囲んで、のんびりとした夜を過ごせたのではないかと思います。ホストファミリーにとっても、文化の異なる外国のお客様を受け入れ、新しい発見などがあったかもしれません。ホストファミリーを引き受けてくださった皆様、ありがとうございました。
12月1日(木曜日)
本日のメインイベントは、なんといってもタイフードフェアです。このために、CMUの学生たちは日本では手に入りにくいスパイスをタイから調達しておいて、肉や野菜など新鮮なものや、お米といったものは、当日の朝、スーパーに買い出しに行きました。
朝から、CMUの引率の教職員の方々、学生、日本人のサポート学生らが総出で調理室に集合、大忙し。「鍋が足りない!」「お玉がない!」「砂糖がない!」などなど…それでもみんなで力を合わせて調理を進めていくうちに、廊下には食欲を刺激するスパイスの香りが流れ始めました。
一方、タイフードフェアの会場となる生協前では、ブースの準備です。配布する食べ物を配るためのブース、ちょっとしたお土産品を並べるテーブル、バックグラウンドでタイ映画を流すための準備など、こちらも、生協の方のご協力をいただきながら進めていきました。
そして準備万端、調理終了、いよいよSGUの学生にタイフードを配布する時間になると…
びっくりするほどの人だかり。学生のみならず、先生方、職員、大勢の人がやってきました。
  
今年のメニューは、トムヤムクン、グリーンカレー、イエローカレー。お昼休み、空腹の時間帯に、スパイスの香りがたまりません。配布は無料ですが、一人がもらえる分は結構な量があります。また、並べばおかわりも可能なので、たくさん食べたい人も満足できたはずです。
「一度もらったら、おかわりは同じカップで」と呼びかけてはいたものの、予想以上に人が集まってくれたため、途中でカップが足りなくなりそうになって慌てる一場面もありました。このようにして、大きな鍋で作られた大量の料理も、ほぼ空っぽに近い状態になりました。料理を通して、日本人の学生がタイの文化になんらかの興味を持ってくれたらと願っています。
タイ料理を食べた人たちはよしとして、一生懸命に作った側の学生たち自身は食べる時間もなく、お腹がすいていたはずです。後片付けを済ませてから、この日は大学の近くで本格的なお好み焼きを食べに行くことになっていました。
CMUグループ、SGU学生の全員が一度にはお店に入りきらないので、2組に分けて乗り込みました。
 私たちが到着すると、すでにお店のおばさんが鉄板の上に具材などを載せて、焼く準備をしてくださっていて、学生たちからは「おお~」という嬉しそうな声があがりました。
今年、夏の日本語プログラムでも好評だったこのお好み焼き。今回は広島風なので、やきそばが入ってボリュームも満点です。
歓迎会で学生たちが作ってくれたものも、素朴でおいしかったのですが、お店で
食べるのは、
やはりひと味違いました。しかも広島出身のおばさんが作る広島風
お好み焼きですから、これは断然、間違いなしです!
みんなすっかりお腹いっぱいになり、満足した様子でした。
お店の皆様、ありがとうございました。ごちそうさまでした!!
12月2日(金曜日)
登別の温泉一泊ツアーの日です。しかしその前に、ヒンクルマン先生ほか3クラスに分かれての「オーラル・コミュニケーション」の授業に出席することになっていました。一般のSGU学生と一緒に勉強する良い機会です。とはいえ、チェンマイの学生たちはほとんどが、英語はかなり理解できますから、 これは日本人学生にとっても、「自分も頑張らなければ」と思わせる刺激になったのではないでしょうか。
授業が終わったあと、国際交流委員長である法学部の家田先生が、教室まで挨拶に来られました。家田先生のお友達の温泉体験など、おもしろいお話も織り交ぜて場をなごませてくださいました。
さて、いよいよ登別に出発となりました。まずは、キリンビール千歳工場で、工場見学です。係員の方にひととおり工場内を案内していただくのですが、
英語のVTRでの説明も要所要所で流してくれます。そして見学が終わったら、お待ちかね、ビールの試飲です。試飲は一人3杯まで。未成年、アルコールが苦手な人には、ソフトドリンクも用意されています。ノンアルコールのビールもありました。
主に宿泊している第2キャンパスでは飲酒禁止なので、全員そろって乾杯するのは、おそらくこれが初めてだったかと思います。
ビール工場では、最後までみんなとてもマナーよく見学・試飲ができました。

このあとは、ウトナイ湖へ。
ウトナイ湖は小さな湖ですが、1991年にラムサール条約にも登録された、渡り鳥や水鳥が数多く集まる貴重な場所です。私たちが訪れたときも、白鳥がゆったりと漂い、カモなどが水辺に集まっていました。
天気もよかったので、空の青い色が湖にも美しく映え、みんなさかんに写真を撮っていました。
その後、休憩所でちょっと体を温めて、出発しました。
登別のホテルには、予定より少し早めに到着したので、各自の部屋に荷物を置き、着替えたり、夕食前に早くも温泉を楽しんだりする余裕もありました。部屋に備え付けの浴衣に着替えると、タイの学生もなんとなく日本人ぽく見えるから不思議です。
夕食はバイキング形式。遠慮は不要、好きなものを好きなだけ食べられます。麺類やステーキ、刺身をはじめ、プリンやケーキ、アイスクリームなどのデザートまで豊富なメニューを堪能しました。
夜8時からは「二次会」、これはまさに学生が中心の、学生のための時間でした。ウィチェン先生の乾杯のかけ声のあとは、自由に、にぎやかに宴会が始まりました。
  
二次会がひと段落した頃には温泉につかる人も多かったのですが、何人かは(けっこう多数?)その後もまた誰かの部屋に集まって、
かなり遅い時間まで(朝まで?)飲んで語って過ごしたようです。
12月3日(土曜日)
この日、登別のホテルを出発してから最初に立ち寄ったのは、地獄谷でした。地下からもくもくと立ち上る火山の煙は、気温が低いこの季節、夏場よりももっと白さが際立つようでした。 岩肌はすでに雪で覆われています。きっと、タイでは見られない風景でしょう。
↓ 間欠泉を観察中。

柵で囲まれた中の底からは、10分おきくらいにお湯がボコボコと湧き上がってきます。最大に吹き上がっている時は煙に包まれて真っ白になり、向かい側にいる相手の顔も見えません。お湯の温度は約80度だそうです。
初めてこの場所を訪れたCMUの学生たちは、不思議そうに間欠泉を見つめていました。何度か行っていても、底から少しずつボコッ、ボコッと熱湯が湧いてくる瞬間は、ちょっと興奮するものです。 (私だけでしょうか??)
地獄谷をあとにしてしばらくバスに揺られ、次に着いた先は白老のアイヌ民族博物館です。残念なことに、このころから雨がぽつりぽつりと降り始めていました。大雨にならないことを祈りながら、入場です。
チセ(アイヌの家)の中では、歌や踊りなどが行われるのですが、それまでしばらく時間があったのと、雨が少し本格的になってきたこともあり、一行は屋内のショップを眺めたりしながら待ちました。
そして、アイヌの楽器演奏、歌、踊りの始まりです。どこか懐かしいような歌声、不思議な音色、独特の踊りに、心奪われます。そんなとき…「みなさんの中で、一緒に踊りたい方は舞台に上がってください」とのこと。 日本語がわからずぽかんとしていたCMUの学生たちでしたが、徐々に話が伝わっていき、CMU学生四人、韓国人留学生二人が舞台に上がりました! →
素晴らしい積極性です。六人は、民族衣装を着ている人たちのあとについて、一生懸命踊って楽しんでいるようでした。
最後には、おみやげも渡されました。
 もっとほかのチセの中を見たり、場内をゆっくり見学したかったのですが、雨の降り方が強くなってきて、とても外を歩き回る状況ではなくなってしまいました。そのため、みんな場内にある小さなカフェに集まり、そばやうどんなどで昼食をとり始めました。バスの出発時間も迫っていたので、あまり余裕がないのが少し気の毒でした。
とりあえず、北海道ならではのアイヌ文化の一部に触れ、何かしらおもしろいと感じるものがあったなら、私たちとしてもうれしく思います。
アイヌ民族博物館を出ると、そのあとはまっすぐ札幌に向かいました。札幌に着く頃には、雨は雪に変わっていました。到着後は、サッポロファクトリーで自由時間です。クリスマスの雰囲気が満載なので、ただあちらこちら見て歩くだけでも良いですし、セールをやっているお店も多いので買い物もよし、疲れたらお茶でも、と各自集合時間までは好きなように過ごしました。
アトリウムホールには大きなクリスマスツリーが飾られていて、時間によりイルミネーションが色を変えて輝くので、とてもきれいでした。外は雪、チェンマイの学生たちも、北国のクリスマスを存分に感じてもらえたでしょうか。
そして、やっと第2キャンパスに帰還。この二日間、もりだくさんでみんな疲れたと思います。夕食にお弁当が配られました。食べながら、旅行の思い出話をしたり、写真を見せ合ったりして盛り上がっていたかもしれません。お疲れ様でした。
12月4日(日曜日)
この日は朝からすべてフリータイム。それぞれ、パートナー学生と札幌市内など好きな場所を観光したり(前日に、行きたい場所のリストを作っている人もいました。雪の中で写真を撮りたい、といった希望もあったようです)、買い物をするなど、思い思いに一日を満喫したらしく、その夜の送別会には、ショッピングバッグを持って現れた人も多くいました。
送別会は、中島公園駅の近くにあるキリンビール園で行ないました。ジンギスカンとサムギョプサル(豚の三枚肉)が食べ放題です。ラム肉がだめな人はいないか少々心配していましたが、実際に食べてみると、「大丈夫」「おいしい」という声が返ってきたので、安心しました。
 
やっぱり、みんなお肉が好きなようですね。次から次へと新しいお肉の皿が運ばれてきていました。そのついでに、ビールも進んでいました。
もう、一週間を共に過ごしてきた仲間同士です。気兼ねなく飲んで食べて、話が尽きません。
宴も終盤にさしかかった頃、ウィチェン先生より、SGUへのお礼ということで、 CMUグループが前に出て並びました。なんと、教職員と学生全員で タイの歌とダンスを披露してくれました。
素晴らしいプレゼントです!  
太陽の光が降り注ぐような、タイの踊り→
送別会のあとは、まっすぐ第2キャンパスに帰った人もいましたが、ホワイトイルミネーションを見ようと大通公園に立ち寄ったグループもありました。札幌での最後の夜、充実して終えたことでしょう。
12月5日(月曜日)
忙しかった一週間があっというまに終わり、タイへと帰国する日がやってきました。宿泊していた第2キャンパスの部屋を片付け、慌ただしく空港へ向かうバスに乗り込みます。札幌へ来る前に高知などで過ごした日も合わせると、約2週間という長い滞在を終えて帰ることになり、CMUの一行としてはちょっと寂しいような、やっと家へ帰れるというほっとする気持ちもあるような、ではなかったでしょうか。
この日も大雪。もしかしたら…の予感はしましたが、やっぱりでした。
一行は、お昼過ぎに出発するソウル経由でチェンマイに向かう予定だったのですが、雪のため新千歳からの出発が3時間ほど遅れることになってしまいました。
そうなると、ソウルからチェンマイへの乗継直行便は、次は金曜日になるそうです。でなければ、韓国で一泊して、翌日バンコクへ飛び、バンコクから国内線でチェンマイへ帰るという選択肢もあります。
しかし金曜まで札幌に滞在するのも大変です。結局、後者を選び、空港内で待つことに決めました。時間まで食事をとったり、さらにおみやげを買ったりして過ごしました。
なんとなくどたばたした最後になってしまいましたが、さよならの時間が近づくと、やはりみんな寂しくなったようでした。「また会おうね!」「メールするからね!」--そう言いながら別れを惜しみました。
CMUのみなさんにとっては、日本、そして北海道の文化や生活は不便だったり、不思議に見えた部分もあったかもしれません。今後の交流に向けて、SGU側も改善すべきところがあるかと思います。ただ、CMUのみなさんがチェンマイに帰ってから、「楽しかったな」「懐かしいな」「また日本に行ってみたい」と思ってくれることがあれば、それは本当に光栄です。
SGUの学生たちも、交流を通じて多くを学びました。言葉や習慣が違っても、心は通じるのだということが、見ていてよくわかりました。ぜひ今後も、メールやスカイプ、Facebookなどで連絡をとりあって、友情をずっと保っていってほしいと思います。
 
CMUのみなさん、ありがとうございました。どうかみなさん、お元気で!またいつかお会いできる日を楽しみにしています。
今回パートナー学生をつとめたSGU学生の中には、来年の春チェンマイ派遣のプログラムに参加する予定の人も多くいます。こうしてつながりが受け継がれていくことを願っています。
SGUのパートナー学生のみなさん、また、プログラムにご協力いただいたすべての教職員のみなさんにもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
2011年 12月19日 札幌学院大学 国際交流センター
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