〈お知らせ〉FDフォーラム開催

情報コミュニケーション技術(ICT)を活用した授業改善について考える

学生の学習意欲を刺激し、授業の理解度を高めるため、コンピュータやインターネットなどの情報コミュニケーション技術(ICT)の利用が有効とされています。その可能性と課題を考えるため、教職員を対象とした学内フォーラムを開催しました(2010年2月19日)。

他大学の事例に学ぶ

酪農学園大学の遠藤大二教授から、ICTを活用した学生支援のユニークな取組について報告がありました。
同大学では、学生が就職活動の際に自分の強みをしっかりとアピールすることができるよう、ウェブ上に自らの成長や活動の履歴を残し将来について真剣に考えることを促すシステムを開発しました。

本学における実践

社会情報学部の大國教授は、学生が携帯電話を使って発信する意見や質問を取りまとめ、これにコメントを返す授業を実践しています。大人数講義であっても、携帯電話を使うことで効率的に双方向型の授業を実現しています。また、情報処理課の三川氏から、携帯電話の発言を瞬時にスクリーンに投影するシステムの試作品について紹介がありました。

学生の研究成果報告

社会情報学部の森田ゼミ生、三浦雄哉君(4年)からは授業でアンケートを求めると瞬時にその回答がモニターに表示される「リアルタイムアンケート集計システム」について報告がありました。また同じく森田ゼミ生の原正樹君(4年)からは、学生の理解度を適正に評価する自動出題システムである「プログラミング学習用e-learningシステム」について報告がありました。いずれも実際の授業で試用し、教育効果が実証されたシステムです。参加した教職員からは「学生の視点で実践的方法を検討している点が素晴らしい」、「広く応用の可能性があると感じた」といった感想が寄せられました。彼らは森田ゼミで「授業改善のためのICTシステムの開発と運用」をテーマに研究を行なってきました。

参加者は学生ひとり一人の学びの固有性やその段階に応じて学習を支援するICTの効果と更なる可能性について、また、その運用にあたって解決すべき課題についても理解を深めることができました。

主催:札幌学院大学FDセンター/札幌学院大学電子計算機センター
協力:酪農学園大学「大学教育・学生支援推進事業」学生支援推進プログラム
  • 発行日: 2010年03月04日