〈お知らせ〉「日韓フォスターケア」

「日韓フォスターケア(里親)フォーラム2008江別」が開催されました(9/6)

去る9月6日(土)に札幌学院大学において、「日韓フォスターケア(里親)フォーラム2008」が開催されました。「えべつ男女共同参画社会をめざす会」〔代表:小内純子(本学社会情報学部教授)〕の主催によるもので、日本と韓国の里親制度の現状について学び、交流することを目的に行われました。

韓国側からは、前韓国フォスターケア協会会長の姜 淳媛(カン・スンウォン) 韓信大学校教授をお招きし「アジアの子どもと国際フォスターケア機構(IFCO)の役割」というテーマで御講演いただきました。また、家庭委託支援センターの三人の所長(キム・ヨンジャさん、イ・ヨンシンさん、ハン・ヨンキョンさん)から、それぞれの担当地域における活動状況についての報告がなされました。
日本側からは、北海道中央児童相談所の大場信一所長が「北海道の里親は今」というテーマで、主に北海道を中心に日本の現状について説明を行いました。

「韓国では、朝鮮戦争による孤児の増加に対して、主に海外養子や大規模な児童保護施設への受入というかたちで対応してきたが、2005年に児童福祉法が全面的に改定され、家庭委託についての法的根拠が整備され、政府も積極的に支援するようになった。その結果、まだまだ家庭委託に対する社会的・文化的拒否感は大きいが、確実に家庭委託児童数が増加してきている。また、この問題はより広くアジア全体や世界全体の視点から考える必要がある」といった報告により、IFCOの活動が重要であることが明らかにされました。日本の現状との違いも明確になり、非常に得るものが多いフォーラムでありました。

フォーラムの後は、お好み焼きを囲んで交流を行いました。当日はこの時期の北海道にしては蒸し暑い陽気でしたが、さらに鉄板の熱さが加わって、汗だくのトークが繰り広げられました。
  • 発行日: 2008年09月10日