〈お知らせ〉イタドリの笛

こども発達学科学生がイタドリの笛つくり(12/5)

イタドリの茎を糸鋸で切り始めて50分。かすれたピ..ピピ...の笛の音が立派なピーィ、ポーォで教室が満たされました。
12月5日(金)、こども発達学科専門科目「子どもの発達と芸術」の授業は、「まったくはじめてのものから入ってゆこう!」をテーマにイタドリの笛つくりをとりあげました。
「いつもは既成の楽器を使って活動をしていますが、今日は、1年間の授業課程を90分に凝縮した授業です。ただ笛をつくるということだけではなく、イタドリを芽吹きから観察して葉や茎をかじってみたり、文献を調べたりして児童にその貴重さを感じてもらうことを大切にする授業と考えてください」と担当の眞柳義一教授。「知り合いにお願いしたら用意してくれた」とイタドリの茎をどっさり抱えて持ってきた学生はじめ、皆やる気満々です。

イタドリは高さ2mにもなるタデ科の多年生植物

手のひらサイズに切り出したイタドリの茎の平らな面を削り、きりで穴をあけて歌口を取り付けると、世界で一本しかない笛ができあがります。茎が割れないようにする工夫、紙やすりのあて方、茎の太さと音の高低との関係、穴を開ける場所を探す方法など、眞柳教授は学生に一人ひとり指導してまわります。
「どうして音でるのよぉ〜」の声に、「どれどれ、貸してみな」と歩き始める学生の姿も。そのうち「おっ、出た出た!」「聞いて!」「やったね!」の嬉しそうな声。自分の笛の音が出た感動と、仲間の笛の音が出た感動をそれぞれが感じました。

どのくらい削ったらいい音がでますか?

「小学校教諭の児童へのかかわりかたは、その子どもの学習や成長に大きな影響を与えます。“今日の授業”で直接指導ができなかった児童へは、“次の授業”で目を向けてゆくことを心がけてほしい」と眞柳教授は授業を締めくくりました。
今日の授業を受けた学生達が小学校教諭になったとき、彼らに指導される小学生も今日の学生達に負けない目の輝きで授業を受け、笛の音に感動し合うのでしょう。

世界でひとつだけの笛が一人にひとつずつ完成です

  • 発行日: 2008年12月08日