〈お知らせ〉法学部25周年企画

法学部25周年企画「市民・法・裁判─裁判員裁判の時代を迎えて」を開催しました(6/20)

2009年6月20日(土)、札幌エルプラザホール(札幌市男女共同参画センター)にて法学部創設25周年記念企画「市民・法・裁判─裁判員裁判の時代を迎えて」が開催されました。120名を超える市民・学生が会場に足を運んでくださり、裁判員制度への市民の関心の高さを実感することができました。

伊藤雅康法学部長

総合司会(法学部学生)の開会宣言、伊藤雅康法学部長の挨拶に続き、第1部・模擬裁判「いじめ大学生殺人事件─正当防衛は成立するか」が上演されました。台本は札幌弁護士会の指導の下に法学部教員が書き下ろし。裁判長を札幌弁護士会の村田雅彦氏、裁判員3名を司法を考える市民の会の皆さんが務めてくださいました。学生も活躍し、劇団SON's SUNの団員が堂々たる演技を披露、検察官や裁判員を務めた学生たちも各々その役柄に合った個性を発揮していました。

第2部・パネルディスカッションでは、道内外からパネリストをお招きし、立法経過・制度趣旨から事実認定・量刑の問題、さらに市民が評議に臨む姿勢までを幅広く、岡田久美子准教授の司会で話し合いました。日弁連会長時代に司法制度改革の推進に尽力した本林徹氏、法言語学の視点から模擬裁判の言語分析を手がけてこられた堀田秀吾氏からは、それぞれのご経験をふまえた興味深いお話をうかがうことができました。
これに石川絵理香氏(司法を考える市民の会)の市民の視線、村田雅彦氏の弁護実践の経験が加わり、内容の大変濃い共同討議となりました。

参加者からは「不安が少し解消された」などの感想のほか、「制度の問題点を指摘する人も入れてほしかった」「職場内での嫌がらせを取り上げた企画があれば参加したい」など多数の提言を頂戴しました。今後の参考とさせていただきます。
なお、記念企画終了後、会場を移して懇親会が開かれました。元教員や卒業生の皆さんの挨拶からは、四半世紀の時の重みを感じました。
最後になりましたが、当日参加してくださった市民・学生・卒業生・元教員の皆さま、そして、後援をいただきました江別市教育委員会・札幌市・札幌市教育委員会・札幌弁護士会・司法を考える市民の会に、あらためて御礼申し上げます。

法学部教授 小沢隆司
  • 発行日: 2009年06月26日