〈お知らせ〉平成23年度入学式挙行

「全力をあげて支援」−平成23年度入学式挙行

平成23年度入学式が、4月4日 ニトリ文化ホール(旧・北海道厚生年金会館)で挙行されました。本学に大学院3研究科33名、5学部9学科941名、合わせて974名の院生と学生が入学しました。

「式辞を述べる前に、今年3月11日の東日本大地震、津波、そして原子力発電事故によって被害を受けたたくさんの被災者の皆様に心からお見舞いの言葉を申し上げますとともに、被災地における一日も早い復旧をお祈り申し上げます」と奥谷学長が申し述べ、厳粛に開式しました。

奥谷浩一学長は、東日本大震災や、さまざまな困難に人類が直面している今、大学が、その問題を解決するために必要とする正しい知識・真理を発見し、人類の英知を伝承する場であることを厳粛に受け止め、多くの人と触れ合い、人間として大きく成長してほしいと述べた後、未来を担う新入生に、次の三つのことを要望しました。
ひとつは、四年間の大学の学びのなかで、幅広い教養と専門的知識のほかに、「社会人基礎力」と「就業力」を身につけて、厳しい就職戦線を突破できるだけの力を養うこと、二つ目は豊かな人間性をそなえるとともに、人を感化し、導く力、困難にめげずこれをはね返す力、つまり「人間としての力」を身につけること。三つ目は他人の苦しみを自分の心の一部とすることができるような人間になることです。最後に、「次の世代を担う皆さんが札幌学院大学の学びを糧に、知識を身につけるとともに人間的にたくましく成長し、自信を持って実社会へと羽ばたいていくことを心より期待しています。私たち教職員は全力をあげて皆さんを支援する覚悟です。」という言葉で式辞を締めくくりました。
在学生を代表して、経営学部学生自治会執行委員長田中孝太さんから「先ずは小さくともいいので何か挑戦して下さい。挑戦したことは必ず自分の力になります。その中で何か一つでも出来たとしたらそれはかけがいのない皆さんの自信となります。立ち止まっているとあっという間に過ぎていくのが大学生活です。失敗してこそ、当たり前だったことのありがたみが分かり、感謝の気持ちも生まれます。札幌学院大学には様々な挑戦の機会があります。」と新入生を激励しました。

新入生を代表して、人文学部人間科学科の河村美帆さんから「東北関東大震災によって、多くの方々が犠牲になり、家族や家を失った方も多くおられます。私の出身地である八戸も、地震と津波の被害に会い、現在も食料やガソリンが不足しています。そのような中で、なんとかこの場所に立ち、新入生代表となって、挨拶できることは、本当に信じられない思いです。私と同年代の方の中にも、命を落とし、あるいは、災害のために、大学進学を諦めざるをえない人もいると思います。私たちは、尊い命の上に、今の生活や大学進学があることに、感謝したい。大学生活に不安や戸惑いがありますが、これから出会う仲間とともにそれらを乗り越えて、ここでしか学べないものを学び、有意義で充実した大学生活にしたい。大学での様々な活動を通して、たくさんの経験を積み、あらゆる物事にチャレンジしていきたい。勇気を出して新たなチャレンジをすることで、今までは見えなかったものが見え、物事を考えるための視野が広がると思います。」と入学にあたっての抱負を述べました。