〈お知らせ〉東日本大震災情報ボランティア

東日本大震災に伴う聴覚障害学生への支援 −学生による遠隔情報保障ボランティア−

 本学C館5階、早朝の静かな部屋にカチャカチャとキーボードをたたく音だけが響いています。電波の受信に適した5階、他から音の影響を受けない一室がその場所として選ばれました。二人の学生がヘッドホンで聞いているのは北海道から530キロ離れた宮城教育大学の1講時目の講義「教育の方法・技術a」です。

   ヘッドホンからの講義情報をパソコンノートテイク

被災地の聴覚障がい学生支援

 真剣にキーを打ち込んでいるのは本学バリアフリー委員会の学生たち。学生たちが行っているのは講義の文字による同時通訳。ヘッドホンを通じて聞き取った講義をパソコンに入力して音声を文字化しています。文字化された講義情報は宮城教育大学の講義室に座る聴覚障がい学生の携帯端末の画面に出力されています。

          指先に神経を集中させて

本学の強みを活かした震災ボランティア

 現在、東日本大震災の被災地では情報保障支援を担うボランティア学生が不足しています。この状況を改善するために、全国の大学で組織する「日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク」(事務局・筑波技術大)が連携大学に協力を呼びかけました。パソコンテイクの実績がある札幌学院大学はそれに応じ支援を開始しました。被災地の宮城教育大や東北生活文化大学など数大学の学生を対象に関西の同志社大学など全国の大学が被災地の聴覚障がい学生支援に取り組み出しています。