■一般講座


中止

[講座番号3] 私の内なる「発達障害」
定員/50名 受講料/2,000円(全2回)



(講座概要)
 今回のテーマは、発達障害「対策」ではありません。私たち自身のなかにある発達障害をセルフ・モニタリングすることで、発達障害の理解を深めることにあります。発達障害の方々の独自な世界認知(発達障害インテリジェンス)を理解しつつ、彼らの生きにくさをサポートし、かつ彼らから定型発達(普通の人たち)の私たちが見失ってしまう多くの問題への気付きを得たいと考えています。

(カリキュラム&日程表)
テーマ/講座日
内  容
1
発達障害の理解@
理論とグループ討議

5月21日(木) 【午後】13:30〜15:30
 発達障害を理解する方法論として「間主観性」intersubjectivityについて、できるだけ簡明に説明を試みます。ちょっと遠回りな説明になりますが、発達障害をイメージする有意義な近道になることをご理解ください。
2
発達障害の理解A
理論とグループ演習

5月22日(金) 【午後】13:30〜15:30
 発達障害を抱えながら、定型発達者と共に、適応に努力されている方々は少なくありません。しかしかれらの生きにくさを理解(共有化と構造化)することが、一般の私たち自身の心の自己理解を深める機会になるのです。
講師/日本ケア・カウンセリング協会代表理事 臨床心理士 品川 博二
講師
紹介

品川 博二(しながわ ひろじ) 臨床心理士。1949年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東京教育大学(現筑波大学)で臨床研修。磯ヶ谷病院心理室長を経て、2000年NPO法人日本ケア・カウンセリング協会設立、現在同代表理事。東京学芸大学・目白大学大学院講師、横浜地裁の精神鑑定人および聖路加国際病院精神腫瘍科臨床心理士を歴任。著作に『アマデウス・シンドローム』、『死別から共存の心理学』他多数。



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