■一般講座
[講座番号5] 人はなぜ自殺をするのか?!
定員/70名 受講料/2,000円(全2回)


(講座概要)
 我が国の自殺者数は、平成10年に3万人を超えて以来高い水準で推移しており、札幌市でも毎年400人前後の方々が自ら命を絶っています(札幌市HP)。動物のなかで人間だけが自殺をします。自殺とは、人間の予期機能の中の効力予期の障害である、というのが講師の理解です。今回の講座では、自殺という人間独自の現象を通して、人間の心理特性の理解を試み、もってその予防策を展望します。

(カリキュラム&日程表)
テーマ/講座日
内  容
1
1.自殺という現象とその問題
2.孤独と孤立の理解
3.人間の認知作用
  予期機能
  効力予期と結果予期

11月30日(木) 【午後】13:30〜15:30
 自殺とは何か?それは人間の共同存在としての疎外状況です。故に自殺は「私の自己の殺害」です。それに対して「自死」(尊厳死)とは、己の死期を自らが選択し得るとの「究極の権利」です。
2
1.自殺予防の集団療法
2.シェアリング法
3.リフレーミング法

12月1日(金) 【午後】13:30〜15:30
 自殺未遂者は、自殺への回路付けが出来ており、しばしば自殺行動を繰り返します。問題行動としての自殺を、自己効力感をサポートする集団認知行動療法の試みの視点から展望します。
講師/日本ケア・カウンセリング協会代表理事 臨床心理士 品川 博二
講師
紹介

品川 博二(しながわ ひろじ) 臨床心理士。1949年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東京教育大学教育相談研究所で臨床研修。磯ヶ谷病院心理室長を経て、2000年内閣府認証NPO法人日本ケア・カウンセリング協会を設立、現在同代表理事。聖路加国際病院精神腫瘍科臨床心理士。東京学芸大学・目白大学大学院他の講師および横浜地裁の精神鑑定人を歴任。著作に『アマデウス・シンドローム』、『死別から共存の心理学』他多数。



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