【社会連携センター】地域課題を学生目線で解決 自転車を活用した地域振興策(サイクリングロードマップ)を提案

本学では、学生たちがまちづくりなどの活動を実際に行う授業(教養科目「地域貢献B」)を開講しています。授業は地域経営の専門家である河西 邦人学長自らが担当。70名を超える受講生が集まりました。
教授の話を一方的に聞くだけでなく、学習によって得られた知識を駆使し、地域課題の解決の糸口を探していく「課題解決型」が特徴です。受講生に必要なのは主体性と行動力。ここから分析力、構想力、構想実現力を身に付けていきます。様々な学部学科の学生が受講しており、授業を通じて学科や学年を越えた交流ができるのも魅力です。

北海道石狩振興局から「石狩管内市町村の自転車を活用した地域振興策」について学生目線での斬新な施策を提案してほしいとの依頼を受け、検討の結果、「江別市、北広島市、恵庭市、千歳市を対象に、エコロジーを意識したサイクリングマップと紹介記事から構成されるパンフレット」を作成することに決まりました。

授業の前半は、地域づくりの基本的考え方、基礎理論を学び、サイクリングルートの設定や紹介施設の選定などの作業を進めました。後半はバスをチャーターして現地へ出向いた調査。仮のサイクリングマップを片手にサイクリングルートと記事の事実確認、妥当性、魅力などを検証しました。
講義終盤の7月22日は、石狩振興局職員を招き、完成したサイクリングマップのプレゼンテーションを行い、職員からアドバイスを受けました。ここで改善されたプランは今後、石狩振興局が運営する「きらり☆いしかり」に掲載される予定です。 
サイクリング中に立ち寄れそうな施設を現地調査

サイクリング中に立ち寄れそうな施設を現地調査

完成したサイクリングマップを石狩振興局にプレゼン

完成したサイクリングマップを石狩振興局にプレゼン

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