皆川 雅章
六代目学部長(2006年4月から)
 4年間の大学生活では、いろいろな試行錯誤をする場所と時間が与えられます。 何か新たな問題に直面したとき、最初から答えが与えられることを期待せずに自ら答えを導き出すよう試みてください。 もし、うまくいかなかったら、その理由を考え、自分なりに、さらに精度の高い答えを見つけ出す努力を続けていけば良いのです。失敗の原因を追求することには意味があります。その理由は、対象としている問題について深く考える機会となり、次のステップにつながっていくからです。もちろん、自分 1 人で考えることには限界がありますから、学部の教員やゼミの学生諸君達と議論してみてください。そこから新たな答えが見つかることもあります。このような自らの試行錯誤、人との交わりの中で答えを見出すという経験は、在学中はもちろん、社会に出てからも役に立ちます。
  社会情報学部の教職員は、諸君の学びの成果が大きく結実することを期待しています。