森田 彦 (もりた ひこ)
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出身地
福岡県北九州市
研究内容

全く異なる二つを行っています。

1.原子核理論
原子核の構造を核力に基づいて理論的に解明する研究。より具体的には、構造がより簡単な軽い原子核に焦点を当て、核子(陽子や中性子)同士が激しくこすれ合う位に接近した状態の様相を、実験データを参照しながら理論的に解明しています。

2.アルゴリズムを考える能力の分析
プログラミングを教えている学生が、なぜアルゴリズムを考える際に(予想以上に)つまずくのか、不思議に思いました。そこで、成績やアンケート結果を基に、アルゴリズムを考える力がどういう要因と関連しているのかを分析しています。

著書
学術論文以外に本は書いていません。強いて言えば、現在社会情報学部の1年次で使用している「情報処理」の初版を書きました(かわいい社会情報学部生が情報処理技術を身につけることを願いつつ・・)。
お薦めの本
学生に薦める(一般向け)の本としては、思いつくところでは、朝永振一郎著「物理学とは何だろうか」(岩波新書)とライアル・ワトソン著「生命潮流」を挙げておきます。
趣味
司馬遼太郎の小説、随筆を読むこと(読むと心が安らぎます)。また、ケン玉は、今は腕が鈍ったけれども昔はかなりのことができました。今でも大抵の学生よりはうまいと思います。やはり、これもやってると心が安らぐ・・。これらの安らぎによって、社会情報学部の激職に耐えています。
経歴
1988年3月北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了、その後日本学術振興会特別奨励研究員等を経て現在に至る。