学部の魅力紹介

「専門ゼミで先生達と研究に取り組む」
新國専門ゼミでウレシパ共同作業所の学習ツールを開発して
(詳細は新國専門ゼミHPをご覧ください)

西條勇人 4年 ( ‘05.3現在 )

 ウレシパ共同作業所には様々な障がいを抱える人々が生活しています。私達は新國専門ゼミの卒業研究として、障がいを抱える人それぞれにあった学習ツールを作成することにしました。
 私は、FLASHを用いて、好きな絵をクリックすると好きな音楽が流れるツールのメニューと50音表から該当する文字を選ぶ<絵・文字・音声>教材を制作しました。それぞれの人に合った学習ツールを作成することはとても大変でしたが、制作したツールを使って学習している姿を見て、少しでも手助けができてよかったと思いました。今回作成した学習ツールは使う人の進度に合わせて改善していかなければなりません。ここで終わりではな いので、今後後輩たちに引き継がれていき、ウレシパ共同作業の人たちが少しでも成長していってもらえれば嬉しく思います。

大西 泉 4年 (‘05.3現在)

 Kさんは、言葉を発することが出来ない上に、視線と手を一致させて何かをすることができないという障がいを抱えています。しかし、歌に合わせて体でリズムをとることが大好きなので、Kさんのために 自分の好きな絵にタッチすると音楽が聴けるようなツールを作りました。制作にはタッチパネルを使用し、FLASH というソフトを用いて作成しました。
 最初はどんなものを作成していいのかよくわからなかったのですが、Kさんが楽しみながら使用できるように、Kさんの好きな音楽や好きなものを対象に取りあげ ることにしました。ウレシパ作業所に通いながら、自分の作成した作品を改善していくことにより、 だんだん学習ツールらしいものになっていきました。一人一人にあった学習ツールを作成することはとても大変です。しかし、自分が作成した学習ツールを喜んで使用している姿を見ていると、作る方も楽しく、やりがいを持って 取り組むことができました。これから、後輩達が学習の度合いに合わせてツールを改善していけば、ウレシパ作業所の期待に応えることができると思 います。

松田めぐみ  4年 ( ‘05.3現在 )

 ウレシパ共同作業所には様々な方がいます。私 もKさんの学習ツールを制作しました。Kさんが関心を持っているショベルカーのアニメーションを興味を持ってもらえるような 工夫しながら作成しました。ショベルカーの上つまり、ある限定された場所をタッチすると、ショベルカーが動くようにしました。それ以外の箇所をタッチしても反応はしません。完成するまでに何回か作業所に通いましたが、限定された領域をタッチするというのは少し高度なためか、実際には使用してもらえませんでした。  
 今後 、輩達が練習に付き添い、練習を積み重ねていって、これも使用できるようになったら、 Kさんの学習進度に合わせてこのツールを改善していってほしいと考えています。後輩達に期待しています。

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