第16回 社会と情報に関するシンポジウム
「Web2.1―次世代ネットサービスを検証する―」
日時:2006年10月14日(土)〜15日(日)
場所:札幌学院大学G館5階特別会議室
主催:札幌学院大学社会情報学部

第1日目 2006年10月14日(土)
 
         10:00-10:15 挨拶
皆川雅章(札幌学院大学社会情報学部学部長)
 
10:15-11:45 講演1
「ウェブの進化が変えるもの」
滝日 伴則氏(アイオイクス株式会社代表取締役 )
(講演内容)
「Web2.0」と言うキーワードに象徴されるように大きな進化をリアルタイムで続けているウェブの世界。実際にウェブを使っているユーザはウェブの進化と共にその行動をどう変化させ、また企業はウェブの進化やユーザ行動の変化に対応しているか。多くのウェブビジネスのコンサルティング・実務に関わる立場から進化し続けるウェブの現在と未来を考える。
 
11:45-13:30
休憩
 
        13:30-15:00 講演2
「ギークとウェブの方向性」
水野 貴明氏(株式会社はてな エンジニア/コンピュータ技術系ライター )

(講演内容)
ウェブ上のサービスの発達・発展には、コード(プログラム)を書くことが好きで好きでしょうがない、いわゆる「ギーク」な人たちが非常に大きくかかわっており、彼らの考え方や好みが大きな影響を与えています。今回は、最近のウェブ技術の進歩を、そんなギークの考え方と絡めて考察していきたいと思います。
 
15:00-15:15
休憩
 
        15:15-16:45 講演3

「Web2.0的ユーザとは何か」
藤本 一男氏(作新学院大学 人間文化学部教授 )

(講演内容)

今、Webは「Web2.0」と呼ばれる新しい段階に入りつつあるという。多くの議論が、ビジネス・モデルとの関係で行われているが、私は、ネットとユーザの関係に注目してみたい。伝統的な企業情報システムにおけるユーザ、パソコン通信、インターネットと形成されてきた「個人」ユーザ。ネット上のサービスの発展と平行して成長してきた消費者としてのユーザ。さらには、ネット接続された自治 体情報システム上の個人というありようもある。こうしたユーザ像の配置のなかで、Web2.0的ユーザについて考えていく。

 

第2日目 2006年10月15日(日)
 
       10:00-12:30 補足講演およびフリーディスカッション