情報教育における高大接続の質向上に向けたワークショップ

「コンピュータリテラシー教育用自動採点ツール」の活用事例紹介

情報教育における高大接続の質向上に向けたワークショップが7月26日に開催されました。今後の自動採点ツールの活用に向けての熱心な議論が行われました。

概  要

教科「情報」の必修化から、今年で6年目を迎えました。この間、札幌学院大学高大連携プロジェクトグループでは、情報教育に関する高大接続の質向上に向けた取り組みを行ってきました。その1つとして、本学で開発した「コンピュータリテラシー教育用自動採点ツール」の高等学校での活用と評価の取り組みがあります。このツールはWord、Excelの課題をコンピュータ上で自動的に採点し、その結果を講義受講者がその場で確認することが出来ます。この機能により、教員の採点労力が軽減されることはもとより、受講者の学習の動機付けを高めることができます。札幌学院大学における、4年間延べ4000人以上の学生を対象とした利用実績を経て、2007年度から札幌拓北高校で高校生向けに試験的に運用が始められました。その結果、生徒の学習効率の向上などの効果がすでに確認されています。今回、このツールを、より多くの高等学校に提供し、教科「情報」の授業で活用していただくためにワークショップを開催し、情報教育に関わる教員の方々にツールの機能、活用事例についてご紹介するとともに、実習室でデモンストレーションと利用体験を行います。

スケジュール

開催日時 2008年7月26日(土)

開催場所 札幌学院大学 C館4階会議室、C203実習室

自動採点ツール概要説明 10:00〜11:00 (石川千温:札幌学院大学商学部) 

自動採点ツール活用事例報告 11:00〜12:00(梅田充:札幌拓北高等学校)

自動採点ツールデモンストレーション 13:00〜15:00 (石川千温、渡邊愼哉:札幌学院大学商学部)

午前の部

午前の部(自動採点ツール概要説明)

午後の部

午後の部(自動採点ツールデモンストレーション)

主催 札幌学院大学 高大連携プロジェクトグループ

代表 皆川雅章(社会情報学部)