社会情報学部 学生の声(SA担当学生から)

2007年度SA担当学生 体験談

教職を目指す人には良い経験 - 情熱を持って取り組もう -

 私は3年間で様々なSAをやってきました。  SAをやってみて、人に教えるということは難しいことだと思いましたが、その反面、自分でも予習が必要になるので勉強にもなりました。今まで受講生として自分が授業で見落としていた点もSAとしてもう一度課題をやり直してみることで理解できる様になりました。さらに、(自分が担当する)グループ内での学生それぞれの進行具合のを把握して、それぞれに応じた課題進行プランを考えられる様にもなりました。この様に状況把握能力が向上したことは、自分のためにもなったと思っています。

その他にやってみて良かったと思う点は、サークル以外の他学年の学生との交流を持てたことです。(自分の担当した)学生たちと仲良くなるとSAをやっていても楽しかったです。  一方、苦労した点は「課題をやってこない・進行速度に遅れている人をどうやる気にさせていくか」といった点です。これについては、コミュニケーションを取っていくことである程度は解消できたと思います。  

さて、SAの活動は学内で社会情報の学生しか出来ないアルバイトです。この特典を活かして多くの人にやってもらいたいなと思います。そして(不安を感じる人もいるかもしれませんが)、SAはやる気があれば大丈夫だと思います。教えている学生に対して一生懸命さが通じれば学生側も(それに)答えてくれると思います。私自身教職課程を履修しているのですが、教えるといった点で共通するので教職課程履修者には是非やってもらいたいです。

社会情報学部4年 西島真奈美

西島写真

自らを成長させることの出来るSA体験

 私は2年生から情報処理のSAを始め、4年生までプログラミングやデータベースなどのいろいろな講義のSAをやってきました。SAをやろうとした動機は(指導する側の立場になることで)、自分の勉強にもなると思ったからです。自分の知識・経験を生かし、学内で出来るアルバイトということも魅力でした。

 一人のSAは10人程度の履修者を担当し、受講生の質問に答えたり、演習課題のチェックを行います。実際に、やってみると10人程度の学生でも受け持つのは大変で、他人に教えるということの難しさを実感しました。自分なりに一生懸命に教えているつもりでもなかなか理解してもらえなかったり、また、受講生のノートパソコンの予期せぬトラブルで戸惑ったりするなど、なかなかスムーズに仕事をこなせませんでした。でも、振り返ってみると、最初はそれが当たり前だと思います。「次はうまくやろう」と工夫する中で今までわからなかった部分が理解できたり、学生にも教えたことを徐々に理解してもらえるようになったりと、SAの体験を通じて成長することを実感することができました。

 それから先輩や後輩、同期の学生、そして先生との交流を持てます。仕事は大変なときもありましたが、こうした交流があるので楽しくやることが出来ました。後輩の皆さんは、自分には出来ないと思うかも知れませんが、他のSAと互いに協力しながらやれば大丈夫です。社会情報学部のSAの制度は他の学校にはあまりないと思うので、後輩諸君もSAを経験し、自らを成長させる機会にしてはどうでしょうか。

社会情報学部4年 奥井 厚志

奥井写真