第10回「社会・意識調査データベース」ワークショップのご案内
SORDプロジェクトでは,全国的な規模で日本社会学会会員が実施した社会・意識調査に関するデータセット情報を収録し,1998年8月からホームページ上でこれらの情報を公開してきました。2002年までに国内外から4万件近くのアクセスがあり,社会学分野では本プロジェクトは広く知られるようになりました。
また、2001年の日本社会学会ではデータアーカイブをテーマとしたセッションも企画され、SORDからはデータ管理上の新局面をテーマにして報告しました。このことから今年度のワークショップは,各分野で社会調査の現場に携わっている方々をお招きし、戦後社会学のデータ管理のありようを振り返りつつ、データアーカイブの新局面を総括するような内容にしたいと考えています。
社会調査とデータ分析に関心のある大勢の方々にご参加戴きたくご案内申し上げます。
日時:2002年3月24日(日)13:30〜17:30
場所:札幌学院大学G館5階特別会議室
〒069‐0833江別市文京台11番地
(пF011‐386‐8111)
案内図:札幌学院大学ホームページ www.sgu.ac.jp
(プログラム)
13:30-16:30 司会:佐藤和洋
■ 学部長挨拶
秋山雅彦(札幌学院大学社会情報学部)
■ SORDデータからみる社会調査の趨勢
中澤秀雄(札幌学院大学社会情報学部)
■ 日本におけるサーベイ調査の導入とデータ管理の現状
玉野和志(東京都立大学人文学部)
■ マスコミュニケーション研究とデータ管理:データ 収集と分析過程に関する再現性をめぐって
是永 論(立教大学社会学部)
16:30-17:30 全体討論 司会:高橋 徹
コメンテータ:小島秀夫(茨城大学教育学部)
稲葉昭英(東京都立大学人文学部)
(懇親会)
18:00−19:30 札幌学院大学G館5階レストラン「文泉」
主催:「社会・意識調査データベース(SORD)」作成プロジェクト
連絡先:札幌学院大学社会情報学部 新國三千代
(e-mail:nikkuni@earth.sgu.ac.jp)