エクセル統計⇒時系列分析⇒期別平均法
期別平均法からわかること
各月の変動状況がわかります。多くのデータは1年を周期に変動することが多いので1年の特徴を表すのに有効です。期別指数のグラフから月の変化を見ます.
今,
観測値 = T×C×S×I
とする。ここで各要素はそれぞれ
T:長期的なトレンド
C:周期的な変動
S: 季節変動
I: 不規則変動
を表している。
方法
エクセル統計⇒時系列分析⇒EPA法
1. Sのグラフ
2. I 値のグラフ
3. TCSI実績とTCIのグラフ
4. TCとTCIのグラフ
5. TCIだけのグラフ
グラフからわかること
Sから各年度の季節変化の大きさがわかります。触れ幅が大きい場合には季節変動が激しいことを意味しています。
Iから不規則変動の大きさを表しています。Iの値が0から離れている時期は何か事件が起こっているときだと考えられます。
TCIから季節変動を除いた変動がわかります.このデータを用いて今後の予測などを行います.
TCから全体の動向を把握することができます。近年の動きについて議論する場合にはこのデータを用いて議論していきます。
時系列分析には以下の内容を盛り込むこと
期別平均法の結果
季節変動の動向
EPA法の記述
各記号の説明
TC値から長期的な変動を記述
変動が変化している時期にどのようなことが起こったか関係のありそうな事柄を明記すること
S値から季節変動を明記
振幅の大きさから季節変動の大きさを議論する
I値から不規則変動を明記
特に触れ幅が大きい時期に何か起こっているか調べて記述すること
TCIと回帰分析結果を記述する