午後からは、佐々木邦俊氏(オフィスKUNI代表)が紹介する電子紙芝居。江別の「語り座」で活躍する山下洋子氏と出口良枝氏が地域の方のお話を聴いてパソコンで作成したデータを江別の歴史として残す取り組みです。今回は、江別市の王子製紙が軍事工場として木製の飛行機を製造していたことについての紙芝居を見ました。
また、佐々木氏は、本学大学院地域社会マネジメント研究科1年の滝口由美さんと卒業生江崎徳雄さんが発案した江別鍋を映像で紹介。さらに、江別で「ハルユタカ」小麦の初冬まき栽培をされている片岡弘正氏を紹介し、江別の食材を江別のれんがのかまどで調理し、江別の陶器で食べさせるファームレストランがあるというようなトータルな食の可能性が江別にあると力説しました。
このあと、学内施設を見学し、特に図書館の見学には50名ほどの方々が参加し、地域の方々も利用できる施設であることが紹介されました。また、「同じ年齢層の地域のひとたちばかりでなく、大人のオープンキャンパスに若者や学生もあつまる工夫があるとなおよい」「大学が地域に情報を発信することで、私達も大学に対する理解を深めることができる。今後ともおおいに取り組んでほしい」と激励のことばもいただきました。
「江別はそれぞれに専門性をもった大学が4つもある」と佐々木氏