札幌学院大学が主催する小論文コンテスト「第2回高校生エッセイフォーラム」に、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。北海道から沖縄までお寄せいただいた応募作品総数は3,109点。厳正な審査を行ないました結果、8作品の入賞が決定。さらに、学校賞として5校が選出されました。高校生のみなさんからご応募いただいた作品は、どれも力作揃い。「わたしの大切なもの」というテーマで、それぞれの思いを寄せていただきました。札幌学院大学は、これらの大切な思いを真摯に受けとめて、みなさんにとってますますかけがえのない大学になることをめざしていきます。
○『今回は、自分にとって「大切なもの」を考えることによって、自分の生活や、心をみつめ直すよい機会になったと思います。小論文のような形のしっかりした文章を書くことも大事ですが、まずは、考えることによって、自分の存在を振り返り、客観的に向き合う機会を多くし、大切にしようと考えています。そこから次第に、論理的思考へと発展させ、相手を説得できる文章へ発展させていこうと考えています。』
○『はじめまして。3年の国語表現の授業で活用させていただきました。反抗期も終わり(!)精神的にも充実してくる高校後期の時期に、このような、自分というものを振り返れる機会を与えていただいて、ありがたく思っております。生徒達も喜んでじっくり取り組んでいました。』
○『2年前より本校のカリキュラムに入った国語表現の授業の中で活用させていただきました。800字程度という字数、「大切なもの」という生徒にとって考えやすいテーマのため、取り組みも大変熱心でした。小論文について学んできている生徒にとっては、“文章=堅苦しいもの”というイメージだと思うのですが、入賞作品を例として紹介した際に「このような書き方も評価されるのか」と気づいてくれた意味でも、よい教材の1つとして、活用できたと思います。ありがとうございました。』
『本校では毎年、夏休みの課題の一つとして作文を課しております。最近の生徒の実情はといいますと、正直なところ活字離れ、文章力の欠如、感性の欠乏等々、目を覆いたくなります。そんな中で、今回貴学の募集要項を拝見し、テーマがシンプルで身近なものであること、字数が少なく文章が苦手な生徒でも書ける、堅苦しくないエッセイであることなどを総合して、生徒たちにチャレンジさせることにしました。』
○『本校では夏季休業中などの長期休暇を利用し、学年ごとにテーマを変え、文章を書く機会を設けています。ただ、テーマに沿った文章を書くだけでなく、各種コンテストに応募することで、生徒のモチベーションを高めるように指導してきました。その中で、今回案内のあった高校生エッセイフォーラムを生徒に紹介したところ、通常の課題に加え、さらに挑戦しようとする生徒があり、応募することになりました。このような催しは生徒のやる気を高める上で、とても効果があると思いますので、今後とも宜しくお願いします。』
○『設定テーマが絶妙です。文章を書くことが不得手な生徒でも比較的容易に取り組めます。また、字数も800字と短く、下書段階で字数を超えてしまう者が続出、私たちにとっては嬉しい誤算でした。』
○『学校設定科目の「特別研究」では、作文、小論文指導を行っています。クラスの生徒に、「今月のテーマは“私の大切なもの”です」と発表したところ、意外にも動揺しておりました。その簡単な題名は、探してみると身近なもので、それに気付いた彼女たちは、一気に書き上げてしまいました。3年になり、いよいよ受験生として日々勉強に励んではいても、心の中の不安やストレスで、大切なものが自分の近くにあることを忘れてしまいがちだったので、自分を見つめ直す良い機会であったと思います。「先生の大切なもの、何?」と無邪気な彼女たちの問いに、「もちろんあなたたちよ」と答えたりと、生徒との距離が縮まった時間もありました。次回もチャレンジさせたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。』
○『国語表現U(選択授業)の夏休み課題として利用させていただきました。「書く」ことになれていない生徒たちですが、自分を見つめるという作業に一生懸命取り組んでくれたようです。』
○『「国語表現T」の時間に書いたものです。生徒は心の奥深いところを自分と向き合いながら表現しています。このような機会が励みとなった部分もあったと思います。ありがとうございます。』
○『今年も前年度に引き続き利用させていただきました。自由で書きやすいテーマと、ほどよい分量で授業に取り入れやすく、大変助かっています。来年度以降も実施をお願いいたします。』
○『国語表現の時間に活用した。「わたしの大切なもの」というテーマは、今までの自分を振り返る、いいきっかけになる。また、自分の思いを伝えようと努めることで、文章構成に対する意識も高まった。3年生にとって、この時期は進学準備である。特に、本校の場合、推薦入試での受験を目指す生徒が多いので、このような企画は、小論文指導並びに面接指導をする上でとてもありがたい。』
○『1・2年生の夏休みの課題として活用させて頂きました。他にもいくつかコンテストがあって、選択制で提出させたのですが、生徒にとっては取り組みやすいテーマだったようです。』
○『国語表現Tの授業にて、書くことの指導(授業)を展開する教材として活用しました。改めて、自分の中にある「大切なもの」に気づき、書きにくそうにしておりましたが、はずかしがらずにきちんと言葉に置きかえて表現できるようになりました。今回はその中から厳選したものを応募させていただきました。』
○『毎年、1学年と2学年で行っている、論文指導に於いて活用させていただいてます。800字という字数、「大切なもの」というテーマが、生徒達には取り組みやすいものだったようで、いくつかの論文コンクールからの選択だったにもかかわらず、多数の応募がありました。内容については、指導をかけることはしませんでしたが、アプローチの仕方や文体等、工夫することによって「人に伝える」文章とはどういうものか、考えさせることが出来たように思います。拙い文章の1年生が多いですが、来年度のコンクールにも参加し、文章能力の成長や、考え方の変化など、気付いてもらえれば、と思っています。』
○『この度、貴学の「高校生エッセイフォーラム」に初めて参加させていただきます、3年次生有志です。今回は、現代文の授業の中で、先生方の勧めを受けて書きました。「わたしの大切なもの」という題は、改めて考えてみると、とても書き易そうでしたが、文章にするとなると、なかなか難しかったです。しかし、自分や、自分を支えてくれる周囲の人たちのことを思い返したり、一生、大切な存在として大事に守り続けていきたいと思えるものに気づかされたりと、私たちにとって、とても貴重な時間を与えてもらったような気がします。ありがとうございます。読み苦しいところもたくさんあるかと思いますが、一生懸命書きましたので、よろしくお願いします。札幌学院大学エッセイフォーラム事務局のみなさま 3年次生 有志一同』
○『・表現Uの選択授業で活用・計画的な論文指導に役立てられる。(原稿用紙が使いやすい)・〆切りが10月というのも有難い。・テーマが身近なので、とても書きやすい。800字もよい。』
○『今回の応募は、国語表現の授業の中で、生徒に書かせたものです。テーマが「わたしの大切なもの」ということもあり、自分を見つめ直し、じっくり書けたようです。』
○『国語の時間に作文指導として活用させて頂きました。学年を問わずに大変親しみやすいテーマであり、生徒も意欲を持って取り組んでいました。』
○『他の学校の方々も同じお考えのようですが、やはりテーマが取り組みやすいと思いました。どの学年においても書かせやすいテーマであると思います。「大切なもの」は人によっても違いますし、考え方も様々なので、ある程度自由に書かせることができました。「小論文コンテスト」とはありますが、そこまで堅苦しいこともなく、積極的に書いていたようです。3年生は「国語表現」の授業で活用しました。入試に向けて小論文対策に本格的に取り組む前の導入として使わせていただきました。何回書いてもいいテーマだと思いますので、ぜひ続けていただきたいと思います。』
○『夏休みの課題作文の1つとして、公募しました。字数、テーマ、ともに取り組み易い為か、1番応募数が多い課題提出となりました。字数が不足なもの、内省がもう少し、等ありますが、自分の作品をコンテストに応募するということで、張り切って書いていました。機会を得られましたことに感謝します。』
○『今回、国語表現の授業で利用させてもらいました。エッセイということで「軽いタッチで書けるから書きやすい」と生徒からの声がありました。生徒たちは楽しんで書いていたように見受けられましたよ!私自身も楽しみながら添削していました。また次回も利用させてもらいますね。』


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