個人情報はパソコンからインターネットを通じて、電子データとして漏洩するだけではなく、紙などの媒体からも漏洩する可能性があります。

　みなさんの自宅にも様々な個人情報が存在します。そのような個人情報が記載された書類等をそのままゴミとして捨てていませんか？

たとえば、
　・水道、電気、電話料金などの請求書や領収書
　・クレジットカードの利用明細書
　・宅急便の送り状
　・通信販売のカタログについている申し込み用紙
など
　　　

　一般加入電話や携帯電話の請求書や領収書には、住所、氏名、電話番号が記載されていますし、クレジットカードの利用明細書であれば、住所、氏名のほかに、あなたが購入したものもわかってしまいます。これらのゴミを第三者が手にすることで、情報が悪徳業者に悪用されることも考えられます。
　また、宅急便の送り状であれば、荷物の送り主と送り先の住所や氏名、電話番号と、その荷物の内容も記載されているので、送り主や送り先の相手を装われてしまう可能性もあります。（「振り込め詐欺」など）

　個人情報が記載されている書類を捨てる際には、個人情報部分をペンなどで塗りつぶすか、細かく裁断して捨てることが重要です。最近では低価格のパーソナルシュレッダーも販売されているようですので、細かく裁断するには有効な手段かと思います。