経済学科

Department of Economics

【経済学科】学生が中学校で特別授業を実施

2023.12.28

お知らせ

「総合的な学習の時間」で経済学科の2名が講師に

講師の3人

特別授業の講師を務めた経済学科の学生たち

12月18日(月)、経済学科・英語英米文学科の学生が小樽市立松ヶ枝中学校1年生の「総合的な学習の時間」にて、特別授業を行いました。

特別授業のテーマは『キャリア教育・ふるさと教育』。講師は、経済学科3年生の茅根光さんと中澤慎之介さん、英語英米文学科4年生の瀧沢友那さんが務めました。

中澤さん(経済学科3年)と瀧沢さん(英語英米文学科)はキャリアデザイン演習という科目を修了した後、SA(スチューデントアシスタント)として授業をサポートしており、茅根さん(経済学科3年)は現在この科目を履修中です。

小樽の除雪問題を中学生と共有

この授業のねらいは、実社会や実生活の中から問いを見出し、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにすること。
大学のサークル「まちおこし研究会」(顧問:本学非常勤講師松代弘之 代表:瀧沢友那)に所属する3人から、まちおこし研究会の活動、雪かきをスポーツへ転換した「国際スポーツ雪かき選手権」への取り組み、小樽市が抱える除雪問題、雪かきに困っている高齢者と若者を繋ぐ仕組み、雪かきを「厄介者」から「バトン」へ変える地域コミュニティ構築計画などが紹介されました。

中澤氏

中澤さんがスポーツ雪かきについて説明

除雪問題を解決するには

ワークショップの様子

まちおこし研究会顧問の松代先生からもアドバイス

続いて、ワークショップ。
テーマは「地域の雪問題をみんなで解決するアイディアを考えよう!」です。
授業に参加した中学1年生が12班に分かれて、STEP1:身近で感じた雪問題をたくさん出してみよう! STEP2:雪問題を解決できるアイディアをたくさん出してみよう! STEP3:みんなでやってみたいアイディアを1つだけ決めてみよう! の3ステップにチャレンジします。
各班、ノートパソコンを開き、アイディアをまとめていきます。「道路を全部ロードヒーティングにすれば除雪しなくていいよね」「街全体をドームで覆ったら?」など斬新なアイディアが続々と出されます。

中学生のアイディアはビジネスや財政を意識

ワークの様子

中澤さんと瀧沢さんがグループワークを見守ります

各班アイディアがまとまったところで、4つの班が代表して発表します。
・家の下や屋根に融雪システムを設置し、解けた水を再利用
・中学生がアルバイトとして除雪を行う。時給を安く設定すれば、市の財政に負担がかからないのでは
・雪を解かして水力発電し、売電してビジネス化。SDGsにつなげたい
・雪かきに困難を抱えている人用に雪かき不要のタウンハウスを作っては

ビジネスや財政を意識したアイディアに、茅根さん(経済学科3年)から「小樽に限らず、日本には地域課題がたくさんある。人との関わりの中で課題に気付き、解決の一歩を踏み出すことが大事。真剣にアイディアを出してくれた中学生のみなさんなら、きっと課題解決ができます。一緒に小樽を住みよい街にしましょう」とコメントがありました。

大学生から中学生へ 学びの種まき

最後の挨拶をする茅根氏

生徒たちの豊かなアイディアを評価する茅根さん

授業の最後には、生徒代表から「老人が困っていたら助けるなど、身近で起きていることに目を向けながら生活していきたい」とお礼の言葉がありました。

特別授業に参加した生徒からは、「今日は、わざわざ札幌から小樽に来て町づくりのことを教えてくださり、ありがとうございました」「誰も気づかないようなことに全力でこのような形で取り組んでいるみなさんがとてもかっこよく見えました」「雪を害悪ではなくバトンにするという言葉が心に残った」「今回の町おこし研究会の時間は雪問題の解決策がより高いレベルで具体的な解決策は中学生の私にとって少しでも貢献できそうで良かった」などの感想が寄せられました。

学生が経済経営学部で学んだ「地域」に関する知識やサークルで培った経験を中学生へ伝える。学びの循環が学外でも発揮されています。

茅根氏

小樽市の地域課題について説明する茅根さん

生徒に囲まれる3人

休み時間には多くの生徒さんに囲まれました

挨拶をする中澤氏

生徒代表のお礼を受け挨拶する中澤さん

  • 発行日: 2023.12.28
  • 経済経営学部 経済学科