■一般講座
[講座番号2] 【北海道命名150年記念企画】
          「北海道150年 古文書に見る北海道の光と影」
定員/50名 受講料/4,000円(全4回)



(講座概要)
 今年は北海道命名150年。北海道の歴史に関わる数多い古文書類の中から、その時代を揺り動かしたテーマを三つ取り上げ、古文書を用いて経過をひもときつつ、開拓の光と影が織りなす北海道の特殊性を考える。最後の回は、北海道に足跡を残した人物の知られざる側面を、やはり古文書から照射する。

(カリキュラム&日程表)
テーマ/講座日
内  容
1
「蝦夷地」から「北海道」へ。
その陰に蠢(うごめ)くもの

10月16日(火) 【午後】13:30〜15:30
 蝦夷地が北海道と名を改めた理由は、古代の律令制下の日本国領地を示す「五畿七道」に蝦夷地を加えたことによる。松浦武四郎は6つの候補の中に「北加伊道」を含めて提言。この「加伊」に込められた真の意味こそ…。
2
榎本武揚はなぜ箱館戦争を引き起こしたか

10月23日(火) 【午後】13:30〜15:30
 榎本武揚は朝廷に対して「蝦夷地の一分」を譲り受け、旧徳川家臣団で北門を守備したいと請願したが許されず、艦隊を率いて江戸を脱走し、蝦夷地に渡り、箱館戦争を惹起した。負けを覚悟で戦いへ突き進んだ理由とは。
3
政界スキャンダル「開拓使官有物払い下げ」が意味するもの

10月30日(火) 【午後】13:30〜15:30
 開拓使官有物払い下げ事件は明治政府の屋台骨を揺るがし、「明治十四年の政変」にまで発展した。開拓長官黒田清隆はなぜ部下に受け皿となる会社を設立させるまでして、官有物を払い下げようとしたのか。その陰に…。
4
北国を彩った異色の人間ドラマ(小市、志村鉄一、寅吉ら)

11月6日(火) 【午後】13:30〜15:30
 ロシアに流された大黒屋光太夫とともにやっと帰国しながら、根室で死んでいった小吉、札幌の開祖の一人、志村鉄一の波乱の生き様、脱獄魔五寸釘寅吉の思わぬ晩年など、歴史のヒダに埋もれた人物の意外な側面を探る。
講師/ノンフィクション作家 合田 一道
講師
紹介

合田 一道(ごうだ いちどう) 1934年生まれ。佛教大学卒業。北海道新聞社に勤務し、各地を回る。退職後はノンフィクション作品を執筆するかたわら、札幌大学講師。著書は『日本人の遺書』『古文書に見る榎本武揚』『日本史の現場検証』『人間登場〜北の歴史を彩る』『裂けた岬』など多数。




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