■市民セミナー


中止

[講座番号15] 外国人と「やさしい日本語」でコミュニケーション
定員/50名 受講料/3,000円(全3回)



(講座概要)
 北海道に住む外国人の8割以上は英語以外を母語としており、日本語を勉強中の人や日本語で話してみたいと思っている人も大勢います。そんななか、今、全国各地で「やさしい日本語」を使った情報提供やコミュニケーションが広がっています。「やさしい日本語」とは日本語に不慣れな外国人にもわかりやすい日本語のことです。本講座では、外国人がどのように日本語を学ぶのか、日本語のどんな点が難しいのかを理解したうえで、「やさしい日本語」による話し方や文章の書き方を具体的に学びます。

(カリキュラム&日程表)
テーマ/講座日
内  容
1
外国人から見た日本語の特徴と、
初級者の日本語

6月6日(土)【午後】13:30〜15:30
1 道内の外国人(どんな国からどんな目的で)
2 外国人から見た日本語の特徴
3 初級日本語の学習内容(どのように日本語を学ぶのか)
2
「やさしい日本語」の表現と
生活場面での実例

6月13日(土)【午後】13:30〜15:30
1 「やさしい日本語」の必要性
2 「やさしい日本語」の表現やルール
3 生活場面での「やさしい日本語」の実例
3
「やさしい日本語」による
情報提供や文書の作成

6月20日(土)【午後】13:30〜15:30
1 災害時の「やさしい日本語」での情報提供
2 NHKの日本語ウェブニュースなどの試み
3 役所や学校からのお知らせなどの「やさしい日本語」への書き換え
講師/一般社団法人北海道日本語センター代表理事 二通 信子
講師
紹介

二通 信子(につう のぶこ) 東京教育大学教育学部卒業、レスブリッジ大学大学院修了(教育学修士)。東京教育大学付属聾学校などでの教師経験を経て、国立国語研究所の日本語教育長期専門研修を修了し日本語教育の世界へ。元北海学園大学教授、元東京大学日本語教育センター教授。共著に『アカデミック・ジャパニーズの挑戦』、『留学生のための論理的な文章の書き方』、『日本語力をつける文章読本―知的探求の新書30冊』他。




>>講座一覧に戻る