人文学部

Faculty of Humanities

【人文学部】なりたい自分がここにある!~福祉ガイダンスを実施しました

2023.01.27

お知らせ
ライフキャリアレインボー

人は生涯を通じて様々な役割を持っています

 1月24日(火)札幌市主催で障がい福祉分野で働く魅力を伝えるガイダンスを行いました。
冒頭に、キャリアバンク(株)の田中様よりライフキャリアレインボーを用いて、キャリア形成について講義をしていただきました。
「今の自分には、どんな役割がありますか?今後どの役割にどれくらいの比重を置いていくと思いますか?」
いろんな自分がいてこそ「自分」がある、そのために今これから何をすべきか、考えるきっかけとなりました。
ガイダンスの全体

   右から畠山さん、河原さん

 その後、障がい福祉業界で働いているお二人の方にご登壇いただき、パネルディスカッション形式でお話を伺いました。
お越しくださったのは、訪問系の事業所で働いている河原さんと、入所系の事業所で働いている畠山さん。
今のお仕事に就かれたきっかけから、実際にどんな仕事をしているのか、どんなところにやりがいを感じているのか等柔らかな口調で丁寧にお話しくださいました。

パネリストと学生

    熱心に話を聞く学生たち

河原さんからは、利用者さん本人の意志を尊重するため、言葉を発することのできない方にはカードを提示し指を差してもらう等、日々の支援の中で工夫されているというお話がありました。
パネルディスカッション後の質疑応答では、学生から「職場での人間関係を築くにはどうしたら良いですか?」との質問が出され、畠山さんからは「明るく元気に挨拶することが大事!」とまさに明るく元気な笑顔で回答がありました。
お二人に共通していたのは「自分とのかかわりの中で、利用者さんがこれまでできなかったことができるようになるのを間近で見られるところ」にやりがいを感じているということ、そしてそのために職員さん同士がサポートしあえる職場環境があるということでした。
 大学卒業後の進路がまだ定まらない学生たちにとっても、現場で働くお二人のお話はとてもわかりやすく、またとても生き生きと伝わったようでした。
「お二人のように、やりがいを持って働きたい!」学生たちはきっとそう思ったに違いありません。

札幌学院大学では、これからも学生たちが「気づき」を得られるような機会を積極的に作っていきます。
  • 発行日: 2023.01.27