田代准教授は「この度は第33回租税資料館賞を受賞することができ、大変光栄に思います。本書は経済学の分析手法を用いて、消費税の税制改革が社会に与える影響を研究したものです。本書の刊行において、さまざまな苦労もありましたが、これまでの学術的な研究成果について本学の教職員の方々にいつも研究環境を支えていただき受賞することができました。消費税は日本の税制を支えるうえで必要不可欠な租税であり、今後もますますその重要性について議論されていきます。このような社会において、学術的な面に加えて政策的にも還元できる研究を続けていきたいと思います」とコメントしました。