経済学科

  • 浅川 雅己

    Asakawa Masami

    【研究分野】

    ・資本主義社会
    ・生活様式
    ・アソシエーション社会
    【お薦めの1冊】
    「一揆を指導して最後まで信長の権力に抵抗した一代の怪物影丸も、ついに捕らえられ、八つ裂きの刑に散った!!だが、その刑死に先立って影丸の遺した言葉は何を意味するのか!?“われらは遠くより来た。そして遠くまでいくのだ…”」(白土三平『忍者武芸帳〈影丸伝〉』小学館 [長編漫画])。「われら」とは?「遠くより来」て「遠くまでいく」とは?皆さんも、この作品を読んで影丸が残した言葉の意味を考えてみてください。
  • 井上 仁

    Inoue HItoshi

    【研究分野】

    ・金融論
    ・応用計量経済学
    【メッセージ】
    データを用いて銀行行動や金融政策について研究しています。データは何を語るのか?データから何がわかるのか?分析を進めるうちに少しずつ霧が晴れるように真実が見えてくる瞬間は快感です。大学4年間はあっという間に過ぎ去ります。有意義な大学生活を送って,将来にかかっている霧を吹き飛ばそう!
  • 王 佳星

    Ou Kasei

    【研究分野】

    環境経済学、応用ミクロ経済学、応用計量経済学
    【研究紹介】
    経済学的な視点から環境問題の解決に有効な政策とは何かを考え、研究を進めています。環境問題は人々の行動と密接しています。例えば、夜は暗いので電気をつけるでしょうが、その分エネルギーが消費され、環境にダメージを与える温室効果ガスが排出されます。
    一方、電気をこまめに消したりすることでエネルギー消費量を減らすことができます。個人の省エネ行動に着目し、家庭部門における省エネ化を実現させるためにどのような施策が有効であるかについて、データを用いて分析しています。
  • 大國 充彦

    Okuni Atsuhiko

    【研究分野】

    ・地域再生、戦後北海道の社会調査
    【メッセージ】
     自分の感じ方や感情を大切にしてください。
    ある授業をつまらないと感じるのは自由です。つまらないと感じるのは、授業や教師に責任がある場合もあります。なぜ、つまらないのか追求できます。他方、自分の受け止め方に問題がある場合、なぜそうなったのかを追求できます。
    つまらないで終わりにせず、感じ方や感情から始めましょう。大学での学修を通して、自ら学ぶ力を育てていって欲しいと思います。
  • 片山 一義

    Katayama Kazuyoshi

    【研究分野】

    ・社会政策
    ・労働史
    ・移民史
    【お薦めの一冊】
    ユウジ・イチオカ『一世: 黎明期アメリカ移民の物語り』刀水書房,1992年。
    日本人一世のアメリカ移民史について,アメリカ人が書いた研究書のうち,最も優れた研究書です。
  • 小池 英勝

    Koike Hidekatsu

    【研究分野】

    ・ソフトウェア工学
    【研究紹介】
    「正しく効率的なプログラムを開発する」:現代社会はコンピュータなしには成り立たなくなっています。誰もが安心してコンピュータを使うには、高速かつ正しく動作するプログラムが重要です。ほとんどの人が、当たり前にできると考えているのではないでしょうか。しかし、科学的には、まだ謎だらけです。この研究では、プログラムの正しさを保証し、それと同時に、高速化しようとします。
  • 白石 英才

    Shiraishi Hidetoshi

    【研究分野】

    ・言語学
    ・音韻論
    ・ニヴフ語学
    【お薦めの一冊】
    『真田太平記』池波正太郎著、1987-1988新潮文庫。信州(長野県)上田の小大名真田一族が主家の武田氏の滅亡後に北条、上杉、徳川といった大大名に囲まれながらも領国を守り抜く歴史ドラマ。明治維新まで生き抜く真田一族のしぶとさの秘密は「草の者」と呼ばれる忍びがもたらす高度な情報を活用した権謀術数の数々。小が大をやりこめる模様は読んでいて痛快です。
  • 高田 洋

    Takada Hiroshi

    【研究分野】

    ・数理・計量社会学
    ・社会調査法
    ・公共性と社会階層
    【研究紹介】
    公共財の供給問題は「どのような条件のとき、公共財のために人びとは自発的に協力するのだろうか」という問題です。合理的な行動を仮定すると、人びとは公共財を供給できない。けれども、非合理的な行動を仮定しても供給できません。どのような条件のとき、公共財は供給されるのでしょうか。 公共財の問題は、「公共性」を経由して、「民主制」という社会制度への関心にいたりました。民主主義は数値化できるのでしょうか。分析的に民主主義を考えるとはどういうことでしょうか。不平等や社会階層と民主制は関係あるのでしょうか。また、働き方や産業や経済と民主制は関連があるのでしょうか。 社会調査と計量分析によって、これらのことを分析していきます。論理的に理論を立て、実証的に測定して確認していきます。
  • 高橋 寛人

    Takahashi Hiroto

    【研究分野】

    ・国際経済学
    ・理論経済学
    【メッセージ】
    大学で過ごす4年間は思ったよりあっという間に過ぎてしまいます。その中で限られた時間とお金をうまく使うこと、数え切れないほどある「メンドクサイ」の中からなるべく多くの「面白い」を見つけ出すことに気をつけてみてください。大学生活のだけでなく、大学を卒業してからの長い人生でも重要になることです。もちろん、しっかり勉強することも忘れないでください。
  • 田代 歩

    Tashiro Ayumi

    【研究分野】

    ・財政学
    ・地方財政論
    ・公共経済学
    【研究紹介】
    主に公平性と効率性の観点から租税政策が経済社会に与える影響を実証的に研究しています。例えば、消費税の軽減税率は公平性の観点において、消費税による逆進性を緩和することを目的として導入されました。しかし、軽減税率は効率性の観点において、消費者の効用水準を大きく低下させることから、望ましくないことが指摘されています。これらの影響を考慮して、家計の消費データによる実証分析を行い、社会にとって望ましい租税政策を考察しています。
  • 中村 永友

    Nakamura Nagatomo

    【研究分野】

    ・統計科学
    【メッセージ】
    どんなことにも一生懸命取り組むことが大切です。それを通して自分を見つめることも重要です。これらを通して自分がどれだけ成長したか確認するのが大学の場です。
  • 南川 高範

    Minamikawa Takanori

    【研究分野】

    ・地域経済
    ・マクロ経済学
    ・データ分析
    【メッセージ】
    研究というのは、「とことん突き詰めて、掘り下げる、深く本質を知ろうとすること」だと考えます。小学校の自由研究から、行政主導で行われる巨額の研究プロジェクトにいたるまで、この点は変わらないものだと思います。大学では、教養としての知識と技能を身につけるだけでなく、研究の作法も身につけられる場です。大学生活の中で自分がとことん知りたいと思うことを模索してみてもよいのではないかと思います。
  • 森 邦恵

    Mori Kunie

    【研究分野】

    ・応用ミクロ経済分析
    ・消費者行動
    【メッセージ】
    経済学は、遠い世界の話ではなく、私たちの身近にある活動を分析する学問です。他者を知り、自分自身を知るためにも、客観的・多角的視点が身につくこの学問を是非学んでください。周囲の人間関係や自分の可能性について、新たな発見があると思います。学生の皆さんが経済学を習得することで、何かしらの「生きづらさ」から少しでも解放されることを願っています。
  • 森田 彦

    Morita Hiko

    【研究分野】

    ・原子核物理学
    ・プログラミング教育
    【研究紹介】
    原子核のような小さな世界を支配する量子力学の方程式を、コンピュータを利用して解くことで、核内で陽子や中性子がどのような振る舞いをしているのかを明らかにする研究を進めています。一般の人から見ると、縁遠い世界ですが、宇宙の始まりであるビッグバンの後でどのようにして種々の原子核が形成されたか、という宇宙の起源の理解や、今問題になっている放射性廃棄物を効果的に処理する方法の開発につながって来る研究です。
  • 山田 智哉

    Yamada Tomoya

    【研究分野】

    ・統計学(多変量解析、漸近分布論、欠損値の取り扱い方)
    【メッセージ】
    「なせばなる」我々にとって大事なことは何事にもチャレンジする気持ちです。できそうもないなどとあきらめていては何もできないのです。できないことも毎日の努力を積み重ねることによってできるように近づいていきます。結果を恐れずに「なせばなる」の精神で様々なことにチャレンジしてください。そして今を楽しんでください
  • 湯川 郁子

    Yukawa Ikuko

    【研究分野】

    ・日本近代史
    【メッセージ】
    大学という「時」と「場」を大切に、大学生活を送って下さい。