経済学科

【経済学科】クラス対抗ディベート大会を開催

2016.12.22

お知らせ
クラス対抗ディベート大会を開催
2016年12月20日(火)に、ビジネス演習Aの授業の一環として、クラス対抗ディベート大会を開催しました。

経済学部では、1年生のプロゼミナール・ビジネス演習は8クラスに分かれ、少人数での教育を行っています。そのクラスごとにディベートで対戦しました。ディベートとは、一つのテーマの是非に関して肯定派、反対派に分かれ、自分の意見を主張し、その他の学生はどちらが説得的であったかをジャッジして勝敗を決める方法です。
1~4クラスは「札幌冬季オリンピック招致に賛成か」、5~8クラスは「北海道新幹線の札幌延伸に賛成か」というテーマで、くじ引きで肯定派、反対派に分かれました。
クラス対抗ディベート大会を開催
オリンピック招致に関するディベートでは、賛成派からは経済効果が高い事業であること、知名度が上がって外国人観光客の誘致がさらに加速すること、反対派からは経済費用が高いこと、長野五輪の負の遺産の例や札幌にしか経済効果が波及しないといった意見などが出されていました。特に経済活動が盛んになるのか、費用がどのくらいかかるのかが論点になっていました。
北海道新幹線の札幌延伸については賛成派からは利便性が高まること、新設予定の駅周辺の経済が活性化すること、反対派からは現在のJR北海道の赤字路線の問題、莫大な建設費用がかかること、函館が通過点になってしまうなどの意見が出されていました。特に新幹線は環境にやさしい乗り物であるという主張に対して自然破壊につながるのではないかといった点が論点になっていました。

肯定派になるか、反対派になるかは当日までわかりません。どちらになったとしても相手を論破する力と準備が必要です。1年生なので、しっかりとはできませんでしたが、各クラスとも相手のクラスよりも説得力のある説明を心がけて白熱したディベートができました。
  • 発行日: 2016.12.22