経済学科

平澤ゼミナールが長沼町を調査

2011.09.15

お知らせ
平澤ゼミナールが長沼町を調査
平澤ゼミナールが8月9日,10日と長沼町のグリーン・ツーリズムを調査するために長沼町を訪問しました.
平澤ゼミナールでは,毎年地域を決めてその地域の地域づくりの試みを調査することにしています.今年は長沼町のグリーン・ツーリズムを調査しました. 
平澤ゼミナールが長沼町を調査
グリーン・ツーリズムは戦後の欧州でうまれました.その背景には,団体旅行など旅行社が企画するマス・ツーリズムを嫌った都市住民の「脱都会志向」と農業・農村への保護政策があります.具体的には,ヨーロッパでは農家の副業・兼業としての「農家民泊」がその中心となっています.
我が国でもグリーン・ツーリズムに取り組もうとした背景には,我が国の農業が国際的に見て競争力が弱く,離農や耕作放棄地の増大,農村人口の流出,過疎化の流れがあります.具体的には,農業体験,ファーム・イン(民泊),直売所などが代表的なものです.
平澤ゼミナールが長沼町を調査
長沼町では,道外からの修学旅行生を受け入れており,毎年4000人が長沼町を訪問しています.また直売所が各所にあり,毎年4億円を超える売上高を上げています.このほかに農家レストラン,構造改革特区の一つである「どぶろく特区」を利用してどぶろくを造っている農家もあります.
 
今回は,長沼町役場で長沼町のグリーン・ツーリズム担当の桃野さんとJAながぬまの向江さんから長沼町のグリーン・ツーリズムの概要について説明を受けた後,質疑応答が行われ,「長沼町のグリーン・ツーリズムのめざすものは?」,「修学旅行生の道外,道内の内訳は?」などの質問が出された.
そののち,長沼町の直売所の一つの道の駅「マオイの丘」を見学した.
次に,長沼町のグリーン・ツーリズム協議会の会長である駒谷信幸氏にグリーン・ツーリズムを進めた背景や農業を支えるために直売所などを始めた経緯などを伺った.
さらに農家レストラン「ハーベスト」,観光農園を経営する仲野さんを訪問し,仲野さんの経営する農園で農家レストランを始めた経緯,より高い付加価値をつけることなどのお話を聞いた.
 
平澤ゼミナールが長沼町を調査
そののち,学生が5人ごと3グループに分かれ,農家に民泊し,翌日の朝,農業体験をした.引率の教員二人も農家に民泊し,朝,トマトの枝をとる農業体験をした.
お昼に農家レストラン「ハーベスト」で昼食をとり,農家レストランの状況を体験した後,農家をしながらどぶろくを造っている阪さんのどぶろくの製造現場を訪問し,お話を伺った.どぶろくの試飲もさせていただいた.
学生にとっては農業体験なども含めて,いろいろな体験ができた二日間であったと思います.
  • 発行日: 2011.09.15