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研究活動

Research activities

経済学

  • 浅川 雅己
    経済学部 経済学科
    “資本主義”と呼ばれている〈現代社会の経済的な仕組み〉の基本的な特徴や現代の社会問題——例えば、環境問題、格差と貧困、過労死、性差別など——と資本主義の関係、そうした問題点の解決を図ることによって、資本主義という仕組みが今後どのように変化していく可能性があるかなどを研究しています。
    研究概要
    1. 資本主義経済システムの基本構造の分析。
    2. 資本主義の基本構造と現代の社会経済システム上の諸問題(特に、労働生活、個々人の発達・養育、環境問題など、生命・生活をめぐる諸問題)との関連の究明。
    3. これらの問題の解決を目指す取り組み(特に、「市場か、政府か」の二者択一の乗り越えを目指すアソシエーション運動)が資本主義の基本構造に与える影響の分析と予測。
  • 井上  仁
    経済学部 経済学科
    私の研究は金融政策や銀行行動に関わる問題をデータ分析で明らかにすることです.金融政策は景気を安定化させるために中央銀行が行っている経済政策です.例えば,近年では「マイナス金利政策」がありますが,この政策によって日本経済にどのような影響があったのか様々なデータを用いて検証しています.
    研究概要
    私の研究は金融政策や銀行行動に関わる問題をデータ分析で明らかにすることです.銀行は企業にお金を貸し出しています.しかし,企業は借りたいのに銀行が貸してくれない「貸し渋り」と言われる問題や,本当は倒産してもおかしくない企業なのに銀行の都合だけで追加的に貸し出す「追い貸し」と言われる問題があります.どの銀行が・どこの企業に・いつ・どれだけ貸し出しているのかわかるデータを用いて,このような問題を検証しています.過去の問題をデータを用いて詳しく検証することによって,将来同じような問題が起こらないように対策を考えることができます.
  • 片山 一義
    経済学部 経済学科
    今日,企業の採用方法においては,自ら使う労働者を直接雇用するのではなく,他人が雇用している者を供給してもらう形があります。いわば人間のレンタルです。このレンタルを商売にしている業者のことを労働者供給業,現代風に言えば人材派遣業といいます。私の研究はこの労働者供給業の発生の歴史を日本とアメリカの企業社会を比較対象にして研究しています。
    研究概要
    アメリカにおける労働者供給業は,およそ19世紀末から20世紀初頭にかけて,移民労働の利用と結びついて形成しました。この当時,アメリカ資本主義は,イタリア人,ギリシャ人などの南東欧からの移民や,中国,日本からのアジア人,さらにはメキシコ人の移民を利用することで,急速な発展が可能となりました。これらの移民は膨大ですが,その多くは全国の鉄道敷設やニューヨークの地下鉄などに見られる様々な都市建設,あるいは石炭,鉄,銅などの鉱業,そして西海岸では農業分野において就業しました。そして,かれらの大半はlabor contracting system(人夫請負制度)と呼ばれる雇用形態の下にありました。これがアメリカにおける労働者供給業の形成期にあたります。私の現在の研究対象は,これらの移民のうち,日本人によって形成された人夫請負制度について,詳しく調べています。
  • 玉山 和夫
    経営学部 会計ファイナンス学科
    自分は社会科学の応用エンジニアとして、株価はどのようにして決まるかを考えています。株式市場の極端な現象であるバブルとその崩壊の過程を分析することで、そのヒントが得られます。
    研究概要
    株価は、企業業績や金利などの金融環境の制約のもとで、その理論値が求めれられます。バブルとは、その理論値からの乖離です。そのような乖離が起こるのも、その乖離が急激に縮小する(バブル崩壊)のも、一種の社会心理現象です。株式市場の分析は、推理小説の犯人捜しのようなものかもしれません。
  • 森 邦恵
    経済学部 経済学科
    「品質と価格に関する研究」
    「環境アメニティの地域差がもたらす諸問題の分析」など近年は、水産資源物に関連する内容を分析しています(具体的には、フグとサケ・サーモン)。
    研究概要
    私は、様々な財・サービスの品質の価値を評価し、消費者の行動が販売にどのように影響を与えるのか、を主に研究しています。
    企業が品質向上にかけた費用を商品にのせて販売しても、消費者がその品質を評価しなければ売れません。消費者が何の品質を重視しているのか、を明らかにすることは、企業側にとっても必要なことです。消費者の「無意識化の決定」の判断材料が何かを、具体的な数値によって示すことが、この研究の面白さだと考えています。
  • 湯川 郁子
    経済学部 経済学科
    近代日本の村落をテーマに、地域に残された史料をもとに調査・研究をしています。戦前のむらは、江戸時代のむらを引き継ぎ、近代に入って以降、さまざまな編制を受けて、行政村の内部の地縁集団として、かなり強固な結合を示して来ました。私の研究は、近代以降に形成されてきた諸側面を重視するものです。
    研究概要
    北海道には伝統的な意味でのむらがないと言われます。江戸時代のむら(「村落共同体」という呼ばれ方をしたりします)を伝統的なむらと考えるなら、近代以降、本格的に和人が移り住んで北海道が開拓されたことを思えば、それはそうでしょう。
    近代日本の村落を考える場合に、近代以降にさまざまな編制を受けて形成されてきた諸側面をこそ重視すべきだと思う私としては、北海道の「村落」形成を考察することは、特殊から一般を見通す格好の素材たり得ると考えます。
  • 吉川 哲生
    経営学部 会計ファイナンス学科
    国際金融の研究をしています。国際金融とは世界のお金の動きや、お金に関する制度や政策についての研究です。
    日々の経済ニュースの多くを理解するには、金融の知識が不可欠です。また、これからの時代に生きる皆さんにとって、人生設計を考える際に、金融の知識を持ち合わせていることはとても重要なことだと思います。
    研究概要
    為替政策について研究しています。為替というのは外国為替のことで、円高や円安とニュースで報道されているものが外国為替相場といい、1ドルを円で表した価値なのです。この相場は外国為替市場での円とドルの需要と供給によって決まります。さらに、この通貨の需要と供給に影響するものとして、金利をはじめとする様々な要因があります。これらのうち、為替相場に影響を与えようとする国の政策が為替政策です。為替政策には、日本などのように変動相場制にするか、発展途上国のように固定相場制にするかといった為替制度の選択や、為替市場における通貨の需要と供給に影響を及ぼすべく政府が介入する為替市場介入など様々な形態があります。