■対面講座
[講座番号2] 「内なる発達障害から見た」対人ストレスの心理学
定員/50名 受講料/2,400円(全2回)

(講座概要)
 「心の臨床」に携わるカウンセラーとして、狭義の診断にこだわらなければ、最近は「発達障害(精神発達症)」のクライエントさんが増えていると感じる。それは、「発達障害ぽい人が増えた」という外の現象よりは、援助者としての自身に「発達障害の傾向」が多いという内的体験である。この視点からは、様々な対人ストレスや対人トラブルの背景には、発達障害の影響が読み取れる可能性が出てくる。多くの人々があまり自覚していない、これらの「内なる発達障害」について気づきを深めたい。

(講座詳細)
テーマ/講座日時
内  容
1
「内なる発達障害から見た」対人ストレスの心理学
@理論的考察


6月13日(木) 【午後】13:30〜15:00

 発達障害とは、@中枢性統合の障害、A「心の理論」の障害、B行動能動性の障害で構成されていると言われている。これらを、実際の事例や実験から、考察を加えたい。
2
「内なる発達障害から見た」対人ストレスの心理学
A体験的理解


6月14日(金) 【午後】13:30〜15:00

 「内なる発達障害から見た」対人ストレスの心理学の実習として、シェアリング法をグループに分かれて体験してみよう。
講師/NPO法人日本ケア・カウンセリング協会代表理事/臨床心理士・公認心理師 品川 博二
講師
紹介

品川 博二(しながわ ひろじ) 臨床心理士・公認心理師。1949年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東京教育大学(現筑波大学)で臨床研修。磯ヶ谷病院心理室長を経て、2000年NPO法人日本ケア・カウンセリング協会設立(代表理事)。東京学芸大学・目白大学大学院講師、横浜地裁の精神鑑定人および聖路加国際病院精神腫瘍科を歴任。著作に『アマデウス・シンドローム』、『死別から共存の心理学』他多数。



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