■対面講座
[講座番号4] 古代の日朝関係のトピックス(2)
定員/40名 受講料/4,000円(全4回)



(講座概要)
 古代の日本は、アジア大陸、とりわけ朝鮮半島から渡来した人々がもたらした制度・技術・文化を受け入れることで、大きく発展してきました。日本がこれらの影響の上に独自の文化を築き始めるのは、ようやく奈良時代の中・後半になってからです。朝鮮半島から古代の日本に渡来した人々の大きな波は少なくとも4回ほどあり、彼らが残した史跡は現在もなお本州各地に残っています。本講座では、こうした古代の日朝関係とその交流を示す史跡を映像でたどりながら、朝鮮半島が古代の日本に与えた影響の広さと深さについて考えます。

(講座詳細)
テーマ/講座日時
内  容
1
古代ユーラシア文化と朝鮮・日本

10月6日(金) 【午後】13:30〜15:30

 アレクサンドロス大王とローマによる世界帝国の建設により、ギリシャ・ローマの文化がユーラシア大陸の東端にまで伝播しました。その影響は仏教などとも融合し、朝鮮半島と日本列島にまで及んでいます。このユーラシア文化のグローバルな広がりを概説します。
2
丹後地方に古代王国は存在したか

10月13日(金) 【午後】13:30〜15:30

 丹後半島には、浦嶋伝説や徐福伝説があり、日本海沿岸で最大の古墳を含む多くの古墳、国内最古で最大の水晶工房・製鉄の遺跡があります。天橋立近くの籠(この)神社は元伊勢と言われ、伊勢神宮はここから分祀されました。かくも多くの謎に満ちた丹後地方の歴史を考えます。
3
古代出雲の神話と文化

10月20日(金) 【午後】13:30〜15:30

 『古事記』、『日本書紀』、『出雲国風土記』に見られるように、出雲地方は数多くの壮大な神話の舞台となった地域であり、また朝鮮半島との関係が深い地域です。古代出雲の史跡を巡りながら、神話を読み解くとともに、日朝関係およびヤマト朝廷との関わりを探ります。
4
近江地方に残る渡来人の史跡をめぐる

10月27日(金) 【午後】13:30〜15:30

 琵琶湖周辺の近江地方は奈良時代前後に数多くの渡来人が居住した地域で、その史跡が多数残っています。ここが敦賀などの北陸と京都・米原とを結ぶ交通のルートだったからです。これらの史跡を巡りながら、我が国の文化の発展に寄与した渡来人の出自と足跡をたどります。
講師/札幌学院大学名誉教授 奥谷 浩一
講師
紹介

奥谷 浩一(おくや こういち) 1946年札幌生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。現、札幌学院大学名誉教授。同大学元学長。単著に『哲学的人間学の系譜』、『ハイデガーの弁明』、共著に『ヘーゲル事典』、『環境思想のキーワード』など。本学コミュニティ・カレッジ講座の開講・運営に貢献し、2012年北海道社会貢献賞を受賞する。






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