■対面講座
[講座番号4] 誰かに話さずにはいられない、札幌歴史雑学
定員/50名 受講料/3,600円(全3回)

(講座概要)
 「札幌は歴史が浅いからね」とよく言われます。確かに街づくりが本格的に始まってからの時間は道外の都市に比べて短いのですが、先人たちの試行錯誤が手の届く距離にあり、その表情や息づかいさえ感じられる面白さがあります。どんな人がいて、どんな出来事があってこの街がつくられたのでしょうか。歴史の表通りだけではなく、時には裏通りものぞきながら、誰かに話さずにはいられなくなるエピソードの数々をお話しします。

(講座詳細)
テーマ/講座日時
内  容
1
道路と鉄道の奮闘記

11月14日(木) 【午後】13:30〜15:00

 この場所に都市がつくられることになった地理的な理由から始まり、幕末から明治初期にかけての試行錯誤、札幌の骨組みの形成、石炭と鉄道、公共交通機関の発展、幻に終わった計画まで。
2
娯楽と祭りと風物詩

11月21日(木) 【午後】13:30〜15:00

 人口が1,000人に満たない頃から劇場が繁盛した札幌。歓楽街の誕生と発展、農村の娯楽、札幌神社(北海道神宮)の祭り、年中行事の独特の風習などを解説。今はなき娯楽施設についても掘り下げます。
3
冬とスポーツの物語

11月28日(木) 【午後】13:30〜15:00

 世界屈指の豪雪都市、札幌。厳しい暮らしの中で、早くから冬のスポーツが人々に愛されました。エポックとなった秩父宮さまのご来道、幻の戦前オリンピック、戦後日本に大きな影響を与えたイベントなどを振り返ります。
講師/街歩き研究家 和田 哲
講師
紹介

和田 哲(わだ さとる) 街歩き研究家。北海道大学客員教授。1972年札幌市生まれ。日本大学法学部卒業後、広告代理店や地元情報誌編集者を経て独立。札幌を中心とした歴史雑学を雑誌連載や講演、テレビ、ラジオ、YouTubeなどで楽しく発信中。著書は『古地図と歩く札幌圏』シリーズ(あるた出版/2020年〜)。



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