■対面講座
[講座番号7] ギリシャとエーゲ海地方の歴史と文化
定員/50名 受講料/4,800円(全4回)

(講座概要)
 ギリシャは、西欧の学術文化と民主主義政治の源泉、そしてオリンピック競技会の創始者としての名誉を担っています。その文化は現代の私達の身近なところにも息づいています。アポロン、ヴィーナス、バッカスなどの神々は私達にも親しく、学術用語、星座、宇宙開発などでは今もギリシャ語が幅を利かせています。この講座では、そのギリシャとエーゲ海の歴史と文化を解説します。

(講座詳細)
テーマ/講座日時
内  容
1
ギリシャとエーゲ海地方の国土と歴史

5月9日(金) 【午後】13:30〜15:30

 ギリシャ人は紀元前15世紀頃からクレタ島の文明に代わってミケ−ネ文明を建設し、ペルシャ帝国の侵略を2度にわたって撃退したあと、最盛期を迎えます。その歴史を概観します。
2
ギリシャの神話と文学

5月16日(金) 【午後】13:30〜15:30

 誰しも、オリンポスの山に住むという12の主要な神々と、ホメロス作と伝えられる西洋初のふたつの長編叙事詩について、ご存知でしょう。これらをできるだけやさしく解説します。
3
ギリシャの美術と建築

5月23日(金) 【午後】13:30〜15:30

 パリのルーブル美術館にあるミロのヴィーナスや大英博物館所蔵のギリシャの彫刻群、そしてパルテノン神殿などは、ギリシャが世界に誇る人類の宝です。これらの作品を鑑賞します。
4
古代のギリシャ文化と東アジア

5月30日(金) 【午後】13:30〜15:30

 ギリシャ文化は、アレクサンドロス大王によって中央アジアと中国・朝鮮半島を経由し、シルクロードの終着駅である我が国へと伝えられました。その代表的な事例を紹介します。
講師/札幌学院大学名誉教授 奥谷 浩一
講師
紹介

奥谷 浩一(おくや こういち) 1946年札幌生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。現、札幌学院大学名誉教授。同大学元学長。単著に『哲学的人間学の系譜』、『ハイデガーの弁明』、共著に『ヘーゲル事典』、『環境思想のキーワード』など。本学コミュニティ・カレッジ講座の開講・運営に貢献し、2012年北海道社会貢献賞を受賞する。





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