回 |
テーマ/講座日時 |
内 容 |
1 |
二つの《プレイマウンテン(遊び山)》
5月10日(金) 【午後】13:30〜15:00 |
1930年代、大不況に苦しむニューヨークで、ノグチは社会参加の芸術を模索し始め、 抽象彫刻でもあるレクリエーション施設という造形に至る。しかし実現できないまま、死の直前、同じタイトルの造形を札幌で制作する機会を得た。二つの作品の違いと共通性を考察する。 |
2 |
《テトラマウンド》という枯山水
5月17日(金) 【午後】13:30〜15:00 |
1970年代、自動車産業衰退で荒廃するデトロイト都心の再生を願って、ノグチは巨大な噴水彫刻を完成させる。モエレでは、水が吹き出すことがない「噴水」造形をデザインした。この何とも奇妙な築山の意味を考える。 |
3 |
「空から見る芸術」としての《モエレ山》
5月24日(金) 【午後】13:30〜15:00 |
巨匠となったノグチは、札幌郊外の廃棄物処理場にフォルムを与えることこそ「僕のやる仕事です」と言い切った。死を予感しながらも、彼はなぜ、ゴミの山を築くことに執念を燃やしたのか。解釈が難しい、この造形の謎に迫りたい。 |