FD活動報告


本学では教員の優れた教育活動を発掘し、本学の貴重な教育資産として評価や共有する取組や、
1〜3年生の学修行動や経験、振り返りの機会を半年毎に設け指導に活かす等、様々なレベルでのFD活動の実質化を図ってまいります。

 FDを推進するための活動補助事業

本学では、2013年度から標記の事業を実施しています。その目的は、次の2点です。 具体的には、教授法(教育方法)の改善に取り組む個人あるいはチームに対して、経常予算とは別枠の予算、いわゆる戦略的予算にて財政的な支援(所要経費の補助)を行うものです。支援を希望する教員・教員チームからの申請内容をFD委員会にて審査・選定する、いわば競争的な補助事業です。
以下に、選定された取組の概要を紹介します。(申請者敬称略)
※『●●年度実績報告』をクリックすると展開します。

2024年度実績報告

2023年度実績報告

2022年度実績報告

2021年度実績報告

2020年度実績報告 ※2020年度は新型コロナウィルスの影響により、申請のございました取組みが中止となりました。

2019年度実績報告

2018年度実績報告

2017年度実績報告

2016年度実績報告

2015年度実績報告

2014年度実績報告

2013年度実績報告


 学修行動調査

IR専門分析委員では、2012年度入学生より入学後半年が経過した時点と1年半が経過した時点での学生の学修行動や経験、振り返り、その時点での期待や不安、満足度等を収集しました。
さらに、学生情報データベース上で管理する成績情報(各学期のGPA(Grade Point Average))と照合することによって学修状況との関係、その変容を明らかにすることを試みました。


「3年生(2022年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル1,860KB)
「2年生(2023年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル2,236KB)
「2024年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル2,973KB)

「2年生(2022年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル2,392KB)
「2023年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル3,074KB)

「2年生(2021年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル2,392KB)
「2022年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル3,074KB)

「2年生(2020年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル1,926KB)
「2021年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル2,222KB)

「2年生(2019年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル1,451KB)
「2020年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル3,164KB)

「2年生(2018年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル869KB)
「2019年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル2,535KB)

「2年生(2017年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル899KB)
「2018年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル1,348KB)

「2年生(2016年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル1100KB)
「2017年度新入生意識調査結果報告書」 (PDFファイル1,329KB)

「2年生(2015年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル324KB)
「2016年度新入生意識調査結果報告書」(PDFファイル388KB)

「2年生(2014年度入学生)学修行動調査の集計結果報告書」(PDFファイル405KB)
「2015年度新入生意識調査結果報告書(PDFファイル495KB)

「2014年度学修行動調査結果(2013年度入学生を対象に)」報告書(抄録版) (PDFファイル989KB)
「2014年度学修行動調査結果(2013年度入学生を対象に)」報告書(完全版) (PDFファイル2,576KB)

「2013年度学修行動調査結果(2012年度入学生を対象に)」報告書(抄録版) (PDFファイル1,034KB)
「2013年度学修行動調査結果(2012年度入学生を対象に)」報告書(完全版) (PDFファイル2,112KB)

※)学内ネットワーク(研究・事務)からのみ閲覧可


 「アカデミック・ライティング」・・・ティーチングアシスタント活用し、学習支援室と連携した組織的な取組

 「アカデミック・ライティング」は、大学および社会で求められる文章作成のスキルと研究倫理(文章作成上の不正行為に対する知識と意識)を身につけることを目的とした全学共通科目です。

 ライティング・オフィス

アカデミック・ライティング 

ライティング・オフィスで相談業務にあたるTA

講義室では、TAが演習の補助を担当

 「アカデミック・ライティング」ではライティング・オフィスにティーチングアシスタント(TA)を常駐させ、受講生の授業内容定着の一助としています。月〜金曜の毎日3時間、勤務経験2年以上のベテランTAが受講生の相談業務にあたっています。「アカデミック・ライティング」では非常勤担当分も含めほぼすべてのクラスで独自開発の教材を利用し、教授内容、進行を揃えています(詳しくは「アカデミック・ライティング」の教材公開ページをご覧ください)。またライティング・オフィス担当TAは同時に講義での演習補助も担当するので講義内容はすべて把握しています。こうした工夫により学習支援室担当TAの業務を「課題作成へのアドバイス」などに集約し、来室者に効率よく応対することが可能になりました。このシステムはオフィスアワーを持たない非常勤講師が担当するクラスの受講生の学習補助にとりわけ威力を発揮しています。

 このようなきめ細かな取組は、学生から高い評価を得ています。例えば、「文章力がついて、今後のレポート課題がスムーズに進むようになった」、「新たな知識がたくさん身についた。大学の今までの講義で一番役に立つと思う」などの声が寄せられています(学生による授業評価アセスメントから)。

 なお、「ライティング・オフィス」の力は、2年生以降の教育でさらに鍛えられ、磨かれていくことが求められます。いわば、初年次教育と専門教育の連携によって学生の力を引き上げる、という組織的な取組が求められているのです。

そのためには、すべての教員が「アカデミック・ライティング」で学生がどのような技術を習得したのか、その学習内容を認識すること。そして、専門教育等において、その技術の活用を促す、継続的な働きかけが求められます。
この教育連携を図るため、「アカデミック・ライティング」の教材が公開されています。

教員のみなさまには、「4年間を通じて学生の論述作文の技術を高める」という観点から、「アカデミック・ライティング」の教材公開ページの積極的な活用を期待します。