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人間科学科の目的

人間尊重の精神のうえに立ち、「人間とは何か」をたえず問いかけながら、人間そのものと人間を取り巻く社会的・教育的・文化的諸問題について、個別学問の基礎知識と専門性を踏まえたうえで幅広く総合的に考えることを目指している。また、単なる理論だけではなく体験学習や実習を重視することによって、人間に関する広い視野を持つとともに専門性を持った職業人を養成し、広く社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。

人間科学科の教育目標

  1. ア 人間についての幅広い基礎知識の習得を助け、それぞれの専攻ごとの専門性を養成する。
  2. イ 自らの論拠と主張をわかりやすく説明する思考力と表現力、周囲と協力して課題解決に向かう力を養う。
  3. ウ 広い視野と実践力で現代の人間と社会の再生に貢献しようとする姿勢を涵養する。

人間科学科の求める学生像

アドミッション・ポリシー

本学科は、以下の能力を身につけている者を受け入れます。

  1. (1)高等学校卒業に相当する学力を身につけていること。
  2. (2)国語科の基礎学力を備えていること。
  3. (3)地理歴史科・公民科などの学習を通し、社会の諸問題を理解するために必要な基礎学力を備えていること。
  4. (4)身の回りの人間と人間社会・文化に関する諸課題を多面的にとらえて考察し、それを自身の言葉で表現し、他人に伝えることができること。
  5. (5)主体的な専攻選択に向けて、自らの興味関心に基づく多様な学びをどのように展開していきたいのか、具体的に考えることができること。
  6. (6)人間と人間社会・文化に関心があり、地域社会の発展に貢献しようとする意欲を持っていること。
  7. (7)現代社会が抱える矛盾と人々の生活の実態に関心を持ち、それらを当事者の視点から理解し解決したいと考えていること。
  8. (8)人間の心理を深く知り、教育という営みをとおして、共生社会の実現に貢献しようと考えていること。
  9. (9)多様な文化の理解と歴史的思考力を深め、地域の文化の継承と地域社会の活性化に貢献したいと考えていること。

人間科学科の教育課程編成方針

カリキュラム・ポリシー

教養教育として5つの科目群を体系的に設け、「基礎科目群」で現代社会を生きるための基礎力、「人文・社会・健康・自然科目群」で現代社会を豊かに生きるための教養、「キャリア・総合科目群」で生涯にわたって自律的に学び続ける力、「グローバル科目群」及び「地域連携科目群」で、グローバルと地域の視点から社会に貢献できる力の修得を目指す。

ディプロマ・ポリシーで掲げた目標を達成するための専門教育課程編成

  1. (1)個別科学の専門性と人間科学としての総合性を兼ね備えた視点と姿勢および地域社会の一員として貢献する志を育成するため、「ソーシャルワーク専攻」「心理・教育専攻」「地域文化専攻」の3つの専攻を設け、かつ専攻の枠を超えた多角的な学修を促す。
  2. (2)問題を発見し、主張を導き、周囲にわかりやすく説明する創造的な思考力、表現力および協同性を育成し、かつ4年間一貫の段階的な少人数教育を保証するため、必修科目の基礎ゼミナール、演習、専門ゼミナールおよび卒業研究などからなる学科共通科目群を設ける。
  3. 上記に加え、他学部、他学科の指定科目と共通教育科目の関連科目の履修を可能とし、さらに資格関連科目を配置することで、幅広い視野を身につけるとともにさまざまな分野の資格取得に対応する。

学修方法

  1. (1)「ソーシャルワーク専攻」では、社会福祉学の基礎や展開・応用に関する科目群を履修すると共に、他者と協力し生活問題の解決を図る力を養うソーシャルワークの演習・実習に関する科目群を設ける。「心理・教育専攻」では、心理学、教育学の科目群を核とし、それらに加えて、人間の多様性を理解し共生社会の実現に向けた課題を学ぶ科目群を段階的に履修する。またとくに障害児・者の特徴の理解及び教育法に関連する科目群を設ける。「地域文化専攻」では、考古学、民俗学、歴史学、社会学および博物館・デジタルアーカイブ関連の科目群を段階的に履修する。またとくに北海道という地域に関連する科目群を設ける。
  2. (2)「学科共通科目群」では、1年次から4年次にかけて全員が少人数のゼミナールまたは演習に所属する。1年次の基礎ゼミナールは後述する。1年次後期からはレイターマッチングにより各自の志向にそった学修を進める。2年次では各自が選択した専攻ごとに分かれて、各自の専門的な関心に即し、対象から問題と結論を導き報告し議論する基本的な力を養う。3年次および4年次前期は各自の関心にそった専門ゼミナールに所属し、専門的な問題の設定、先行研究の把握、適切な方法による資料収集・調査および専門性を同じくする学友のなかでの報告・討論を行う。さらに自己の問題関心を深めたい学生は4年次で卒業研究を履修することができる。

評価方法

  1. (1)小テスト、中間試験、レスポンスシート、課題提出など多岐にわたって履修者の到達度を把握しながら授業を進め、最終的に定期試験もしくは期末レポートによって評価する。
  2. (2)評価方法は、ゼミナールにおける発表や発言等の主体的な参加に見られる平常の学修状況の観察や、提出された課題の到達度、資料収集やプレゼンテーション・討論の習熟度も評価する。卒業研究は、平常の指導の過程および最終的に提出された論文の到達度によって評価する。

高大接続および上記専門教育課程への移行を円滑に行うための初年次教育

  1. (1)学生生活への適応を図り、大学生としての能動的・自律的な学習習慣・態度を身につけるため、少人数による基礎ゼミナールを実施する。ここでは、演習形式をとりつつ、本学科の各専攻での学修内容への理解を深め、レイターマッチングによる専攻の選択を主体的にまた円滑に行うための準備を進める。
  2. (2)「人間科学基礎論」を設ける。個別学問の専門性および総合的な人間科学の視点を兼ね備えた学科の教育課程への導入として位置づけ、複数の担当者によるオムニバス形式によってレイターマッチングのために必要な情報を提供するとともに人間と人権を尊重する精神を養う。

人間科学科の学位授与方針

ディプロマ・ポリシー

本学科は、以下の能力を修得した者に学士(人文学)の学位を授与します。

学位授与方針

  1. (1)人間と人間を取り巻く環境についての幅広い基礎知識のうえに、個別学問の専門性を身につけている。
  2. (2)総合科学としての人間科学の視点と対象の問題分析能力を身につけている。
  3. (3)自らの思考や判断を説明するプレゼンテーション技能と、相互理解のためのコミュニケーションの技能を修得している。
  4. (4)人間と人権を尊重する民主的な精神とそれに基づく判断力を身につけている。
  5. (5)自らの問題を発見し、的確な論拠をもって主張を導き、他者にわかりやすく説明する思考力と表現力を身につけている。
  6. (6)広い視野と実践的な方法で現代の人間と社会の再生に貢献しようとする創造的、応用的な思考能力を修得している。
  7. (7)既成の観念や学問体系にとらわれず、総合的、自律的に学ぶ姿勢を持つことができる。
  8. (8)課題に即して周囲と協力・協働して、解決に向かってともに進むことができる。
  9. (9)社会の動向をよく理解し、地域社会の一員として貢献する高い志を持つことができる。