教員の紹介
Faculty Members
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大久保 薫
Kaoru Okubo
【研究分野】
・対人援助実践
・対象者理解
・地域における福祉実践「メッセージ」長い間、ソーシャルワーカーとして障がいのあるお子さんやおとなの方、関係者の援助に関わっています。人を理解すること、人を援助することはとても奥が深く、いつまで経っても分からないことだらけです。しかし、それだけに魅力にあふれています。広い北海道のあちこちで生きる様々な人たちが、ほんの少しでも豊かに暮らしていけるようになれたら良いなと思っています。そのために身につけるべき洞察力や実践力を一緒に学んでいきたいと思います。 -
河合 直樹
KAWAI Naoki
【研究分野】
・社会心理学
・グループ・ダイナミックス
・書道「メッセージ」教養とはなんでしょうか。幅広い知識を膨大に身につけることでしょうか。私は、「他の人が関心をもっていることに対して関心を向けることができる力」だと考えています。仮にうまくいかなくても、相手の興味に寄り添おうと努力することは、確実にみなさんの学びを豊かにします。学ぶ意義や目的を見失いかけている方は、ためしに、隣に座っている人の関心を深堀りしてみてください。意外なところから道が開けるかもしれませんよ。
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川原 茂雄
Kawahara Shigeo
【研究分野】
・教育学
・教師教育学
・生活指導論「メッセージ」おもに中学校・高等学校の教員免許取得をめざす学生対象の教職科目を担当しています。35年間、道立高校で社会科・公民科の教師として高校生たちと一緒に学んできました。出来るだけ今の学校現場や教師・生徒の実状をふまえたリアルな教育論や教師論をお伝えしたいと思っています。本気で教師をめざしている学生も、とりあえず教員免許だけでも取ろうと思っている学生も、だれでもが面白く楽しくタメになると感じられる講義をやりたいと思っています。趣味は本を沢山買って積んでおくこと(ツンドク?)と音楽鑑賞(おもに70代のロック&フォーク)。SNSではfacebookへの投稿にハマッていて、ほとんど中毒状態です。一度、フォローしてみて下さい。 -
田中 敦士
Tanaka Atsushi
【研究分野】
・特別支援教育
・職業リハビリテーション
・障害者のQOL (Quality of Life)「メッセージ」障害のある方々にとって、「幸せに生きる」とか「幸せにはたらく」ってどういうことなのでしょうか。QOL (Quality of Life)の観点を常に意識しながら、教育、福祉、医療、労働(職業リハビリテーション)の観点から支援のあり方を考えています。最近は従来「障害者」の範囲だけにとらわれず、生きにくさを感じている多様な人々への支援の必要性も高まっています。一緒に考えていきませんか。 -
藤野 友紀
Fujino Yuki
【研究分野】
・発達心理学
・保育学「メッセージ」年代や立場を超えて学び合えるのが大学の良いところだと思います。
私は教員ですが、自分が教えるだけでなく、学生のみなさんに刺激を受けたり励まされたり教えられたりすることがたくさんあります。むしろそちらの方が多いくらいです。今までの自分にはなかったモノの見方を知るのは、新しい自分になっていくことと同じです。大学生活をどうぞ存分に楽しんで下さいね。 -
松川 敏道
【研究分野】
・障害学
・障害者福祉論「メッセージ」私のゼミでは障害と社会というテーマを設け、このテーマに関する文献の講読・討論を通して障害者問題の理解と関心の涵養を図っています。自発的に発言し議論することを通して、なんとなく「当たり前」と思っていたことが、どうも違うということを自分たちで気づき発見できる過程は学生にとって貴重な学びの経験となっていますが、それは私も同じです。知るほどにわからなくなる、だから考えるということをぜひ一緒にやっていきましょう。 -
山田 伸一
Yamada Shinichi
【研究分野】
・北海道と周辺地域の近現代史
・人と自然環境の関係史「日本の学生は動機なしに本を読んでいるからなあ」。20代の前半に一回だけもぐり込んで聴いた講義で、日高六郎さんがつぶやくように言っていた言葉です。今に至るまでときどき思い出して、史料を調べ、論文などにまとめようとしているけれど、その主題、問いは自分のなかに確かにあるものなのか? などと自問します。
この問いは、歴史を研究する自分と現在の社会を生きる自分が切れているようではいけない、という思いにもつながります。歴史の研究をしていて良かったと思うときはいくつかあるなかに、過去に生きた人が「今の自分にとって大事な問題」に真剣に向き合って記した文章に接したとき、もあると思います。
自分にとって大事な問いを見つけ、それを問い続けるような学生生活を送れますように。
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湯本 誠
Yumoto Makoto
【研究分野】
・日本資本主義の変貌と雇用・労働問題
・自殺の社会学「メッセージ」人間とは何か?という問いに、「人間とは人間が喰らうところのもの Der Mensch ist was er isst」と答えた著名な学者がいました。istとisstは同じ発音なので一種のシャレです。珍回答のようですが、さにあらず。人間の身体は食べた物からできており、その食べ物には生産から流通、加工や調理に至るまで実に多くの人々が関係しています。食べ物には社会関係が総体として凝縮されており、その社会関係は決して不変ではなく、絶えず生成し変容していきます。冒頭の問いは「人間は何になりうるか」という生成を含む問いに変わりました。君たちは将来、どんな人間になる? -
横山 登志子
Yokoyama Toshiko
【研究分野】
・社会福祉学のなかでも特に援助方法論(ソーシャルワーク)「メッセージ」大学を卒業してから精神医療、精神保健の分野でソーシャルワーカーとして勤務してきました。現在はトラウマを抱えるDV被害母子の生活支援に携わっていて、母子福祉、家族ソーシャルワーク、精神保健福祉などが専門です。支援の現場から人・生活・社会を考える奥深さに魅せられて現在に至っています。学生の皆さんともぜひ共有したいと思います。