回 |
テーマ/講座日時 |
内 容 |
1 |
アメノヒボコの伝承をめぐって
10月7日(金)
【午後】13:30〜15:00 |
アメノヒボコ(天日槍または天日矛)とは、『古事記』と『日本書紀』が伝える朝鮮半島からの新羅系渡来人集団です。その足跡は北九州から兵庫県の出石や北陸にまで及び、我が国にさまざまな文物をもたらしました。今も各地に残るその史跡をたどります。 |
2 |
奈良の大仏建立と渡来人
10月14日(金)
【午後】13:30〜15:00 |
奈良の東大寺大仏の建造は奈良時代の画期を示す一大国家的事業でした。その建造には多くの渡来人が関わっており、彼らなしにはその完成は出来なかったと考えられています。その中でも特に国中連公麻呂、百済王敬福らの功績について解説します。 |
3 |
秦氏の謎と京都に残るその足跡
10月21日(金)
【午後】13:30〜15:00 |
秦氏は百済系の有力な渡来系氏族で、我が国に土木工事、養蚕、機織などの技術を伝えました。その一族は淀川や京都桂川中流地区を中心に栄え、中でも秦河勝は京都の広隆寺を創建し、聖徳太子に重用されました。京都を中心にその一族の足跡を探索します。 |
4 |
桓武天皇と百済王族
10月28日(金)
【午後】13:30〜15:00 |
桓武天皇は長岡京、平安京へと二度の遷都を行い、平安時代の基礎を築きました。その生母は渡来系百済王族の高野新笠です。また彼は蝦夷を平定したことでも知られますが、その将軍坂上田村麻呂も渡来系氏族の子孫です。これらの渡来系人の関わりを概説します。 |